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特産品研究レポート⑲生姜商品とスープで冷え対策

鹿児島特産品お土産

光熱費も値上がりする今年の冬は、生姜とスープで体の中から温まろう!

2023年最初のニュースレターのテーマは「冷え対策」。

今年の冬は例年よりも寒いとする予報がでており、12月には降雪した地域もありました。

なかでも寒さが一層厳しくなる1月・大寒に合わせ、体を温める「生姜商品」と「鹿児島食材を用いたスープ」に注目、県内の特産品を調査しました。

光熱費の値上げにより、暖房の料金が気になるところ・・・
ではありますが、生姜商品とスープで体の中から積極的に温めて、寒い冬を乗り切っていただければ…というレポートです。

1:例年最も寒くなるのが1月~今年は寒い冬

●最も寒い1月
南国鹿児島・・・ではありますが、さすがに冬はそれなりに寒くなるのはご存じの通り。年間気温を調べてみると(上左図)、1月がもっとも寒くなる傾向があるようです。

実際12月に降雪があるなど、寒さを実感することが多い今年の冬です。

●特に今年は寒い冬予報

2022年11月22日の気象庁発表(3カ月)では今年は寒くなる予報となっています。

12月から寒く1月から体に堪える寒さ増える
✔気温を月別に見ると、12月は全国的に平年並み、1月は沖縄・奄美、西日本、東日本で平年並みか低く、北日本では平年並みとなるでしょう。
✔12月以降は寒気の影響を受けやすく、急に寒さが厳しくなる日もあり、11月との寒暖差が大きく感じられそうです。
✔厚手のコートやマフラーなど、冬物が欠かせない日が増えるでしょう。急な寒さで体を冷やさないようにご注意ください。

2:鹿児島は生姜の生産量6位

日本には古くに中国から伝わり奈良時代には栽培が始まっていたという生姜ですが、体を温める効果が冷え対策に良いと近年注目されています。

●生姜の働き
漢方の生薬や香辛料として使われますが、血液の循環を高めて発汗・代謝促進や消化促進、食欲増進などの働きが知られています。

●鹿児島での生姜生産
生姜の最大の生産地は高知県ですが、それに続く生産量を誇るいくつかの県のうちの一つが鹿児島県(上右図)です。

かご市でも、薩摩半島・大隅半島・奄美群島等で生産された生姜を使った特産品が集まってきています。

3:鹿児島の生姜商品~香りと辛味をお好みで

生姜の産地の1つでもある鹿児島には、生姜を使った特産品がありますが、その主なジャンルは「パウダー・調味料/紅茶・ドリンク/その他」と大きく3つに分けられます。

試食してみると、いずれも生姜の香りがふわっと広がることが共通しており、「生姜食べてる!飲んでる!」と実感できる点です。

●生姜好きな方におすすめ!
生姜ならではのピリッとした感じは「ジンゲロール・ショウガオール・ジンゲロン」という辛味成分によるもの。生姜パウダー・粉と生姜ドリンクはこの辛味がピリッと効いたタイプです。

【パウダー・調味料】生姜を乾燥パウダーにしたものや、それと黒糖や塩麹を合わせたものなど、料理の調味料的に使いやすいタイプ。

【紅茶・ドリンク】お湯を注ぐだけで飲めるから手軽に生姜を摂取。その代表選手が「生姜紅茶」。「生姜ドリンク」はシークニンなど柑橘ブレンドで料理にも。

【その他】魚の佃煮、レトルトカレーなどの風味付けや臭み消しとして生姜を使用。

4:冬に体をあたためる鹿児島スープ

鹿児島県内の食材を扱った
特色あるスープ商品も県内各地にあります。

その中から特におすすめの商品をご紹介。

●濃厚じゃがいもポタージュ好きにオススメ
島の恵みのポタージュスープ(2袋入)@680
沖永良部島の赤土で育ったじゃがいもで作ったスープ。沖永良部の塩や純黒糖も使い、沖永良部の魅力満載のポタージュスープ。一口食べると「おっ!」、レトルトとは思えない本格的なお味です。

●カップタイプのインスタント鶏飯
奄美風 鶏飯スープ @275
カップの中に乾燥米と具入り粉末スープが入っているこれ1つでインスタント鶏飯を楽しめる。

●お雑煮の出汁は干し海老の鹿児島だから
とんとこ海老のスープ(5袋入) @540
錦江湾でとれるとんとこ海老の旨みをまるごとぎゅっとスープに。ゆずの風味でさっぱりといただけます。スープとしてそのまま飲むだけでなく、お茶づけにしたり食べ方も色々。

また、島の恵みのポタージュ以外のものは個包装入りになっているため、お弁当と一緒にいただくにも便利です。

かごしま特産品研究所