かごしま特産品研究所

特産品研究レポート⑲生姜商品とスープで冷え対策

鹿児島特産品お土産

光熱費も値上がりする今年の冬は、生姜とスープで体の中から温まろう!

2023年最初のニュースレターのテーマは「冷え対策」。

今年の冬は例年よりも寒いとする予報がでており、12月には降雪した地域もありました。

なかでも寒さが一層厳しくなる1月・大寒に合わせ、体を温める「生姜商品」と「鹿児島食材を用いたスープ」に注目、県内の特産品を調査しました。

光熱費の値上げにより、暖房の料金が気になるところ・・・
ではありますが、生姜商品とスープで体の中から積極的に温めて、寒い冬を乗り切っていただければ…というレポートです。

1:例年最も寒くなるのが1月~今年は寒い冬

●最も寒い1月
南国鹿児島・・・ではありますが、さすがに冬はそれなりに寒くなるのはご存じの通り。年間気温を調べてみると(上左図)、1月がもっとも寒くなる傾向があるようです。

実際12月に降雪があるなど、寒さを実感することが多い今年の冬です。

●特に今年は寒い冬予報

2022年11月22日の気象庁発表(3カ月)では今年は寒くなる予報となっています。

12月から寒く1月から体に堪える寒さ増える
✔気温を月別に見ると、12月は全国的に平年並み、1月は沖縄・奄美、西日本、東日本で平年並みか低く、北日本では平年並みとなるでしょう。
✔12月以降は寒気の影響を受けやすく、急に寒さが厳しくなる日もあり、11月との寒暖差が大きく感じられそうです。
✔厚手のコートやマフラーなど、冬物が欠かせない日が増えるでしょう。急な寒さで体を冷やさないようにご注意ください。

2:鹿児島は生姜の生産量6位

日本には古くに中国から伝わり奈良時代には栽培が始まっていたという生姜ですが、体を温める効果が冷え対策に良いと近年注目されています。

●生姜の働き
漢方の生薬や香辛料として使われますが、血液の循環を高めて発汗・代謝促進や消化促進、食欲増進などの働きが知られています。

●鹿児島での生姜生産
生姜の最大の生産地は高知県ですが、それに続く生産量を誇るいくつかの県のうちの一つが鹿児島県(上右図)です。

かご市でも、薩摩半島・大隅半島・奄美群島等で生産された生姜を使った特産品が集まってきています。

3:鹿児島の生姜商品~香りと辛味をお好みで

生姜の産地の1つでもある鹿児島には、生姜を使った特産品がありますが、その主なジャンルは「パウダー・調味料/紅茶・ドリンク/その他」と大きく3つに分けられます。

試食してみると、いずれも生姜の香りがふわっと広がることが共通しており、「生姜食べてる!飲んでる!」と実感できる点です。

●生姜好きな方におすすめ!
生姜ならではのピリッとした感じは「ジンゲロール・ショウガオール・ジンゲロン」という辛味成分によるもの。生姜パウダー・粉と生姜ドリンクはこの辛味がピリッと効いたタイプです。

【パウダー・調味料】生姜を乾燥パウダーにしたものや、それと黒糖や塩麹を合わせたものなど、料理の調味料的に使いやすいタイプ。

【紅茶・ドリンク】お湯を注ぐだけで飲めるから手軽に生姜を摂取。その代表選手が「生姜紅茶」。「生姜ドリンク」はシークニンなど柑橘ブレンドで料理にも。

【その他】魚の佃煮、レトルトカレーなどの風味付けや臭み消しとして生姜を使用。

4:冬に体をあたためる鹿児島スープ

鹿児島県内の食材を扱った
特色あるスープ商品も県内各地にあります。

その中から特におすすめの商品をご紹介。

●濃厚じゃがいもポタージュ好きにオススメ
島の恵みのポタージュスープ(2袋入)@680
沖永良部島の赤土で育ったじゃがいもで作ったスープ。沖永良部の塩や純黒糖も使い、沖永良部の魅力満載のポタージュスープ。一口食べると「おっ!」、レトルトとは思えない本格的なお味です。

●カップタイプのインスタント鶏飯
奄美風 鶏飯スープ @275
カップの中に乾燥米と具入り粉末スープが入っているこれ1つでインスタント鶏飯を楽しめる。

●お雑煮の出汁は干し海老の鹿児島だから
とんとこ海老のスープ(5袋入) @540
錦江湾でとれるとんとこ海老の旨みをまるごとぎゅっとスープに。ゆずの風味でさっぱりといただけます。スープとしてそのまま飲むだけでなく、お茶づけにしたり食べ方も色々。

また、島の恵みのポタージュ以外のものは個包装入りになっているため、お弁当と一緒にいただくにも便利です。

かごしま特産品研究所

特産品研究レポート⑱2022年 かごしま人気特産品ランキング

◎かごしま特産品研究所では、鹿児島県内の特産品の調査研究を行い、ニュースレターとしてお届けしています。

2022年も12月に入り、残すところ数週間。

そこで、かごしま特産品市場「かご市」の2022年人気特産品ランキングを発表いたします。

上位商品は、定番商品に加え、今年ベスト10入りした商品もあり、コロナ禍から3年目となった今年の新しい動き、そしてコロナ禍での行動が継続している様子も感じさせるものとなりました。

久しぶりの帰省、また遠くに住む方への贈り物をされる方の、お土産選びのヒントにして頂けたら幸いです。

商品はすべて天文館「かご市」にて取り扱っております。

1:2022年間人気特産品ランキングベスト10

今年の見どころ
●1位まるぼうろは、2位ラ・エスプリ生ドレッシングは変わらず。

●加治木まんじゅう、両棒餅が昨年に続きラインクイン。13位にけせんだんご、15位にあくまきもランクインしており、全般的に餅・まんじゅうが順位をアップ。

●昨年「飛ぶように売れてた」赤鶏さつまハラミ炭火焼は11位から5位に!

●久々に水産加工品である練り物「魚っち」がベスト10にランクイン。さつまあげではない新タイプ商品です。

●ラーメンは昨年ベスト10に1品のところ、今年は2品のランクイン。コロナ禍入りの2020年から毎年のようにラーメンジャンルは売上伸ばしています。

2:ランキングに見る今年のトレンド
1)お土産商品の復活~観光客が戻ってきた!

箱入り菓子・ラーメンなど、主としてお土産用でお買い求めいただくことが多い「お土産ジャンル」。

コロナ禍の観光客減少の影響を大きく受けていましたが、今年はコロナ禍前の2019年を超える勢いとなっています。

コロナ禍の反動なのか、ゴールデンウイーク後の5月から観光客のご来店が増え、全国旅行支援がはじまった10月からはさらに増加している状況です。

注目したいのは箱入り菓子の動き。コロナ禍を超え大幅に伸びています。特に箱菓子は「旅行のあと知り合いや会社で配る」用途が多いことから、旅行後のお土産コミュニケーションも復活しつつある様子がうかがえます。

2)ローカル調味料が自宅調理の定番に。

スーパーで買うことが多い調味料ですが、かご市にも各種調味料がそろっています。コロナ禍で自宅調理の増加を背景として、そのアクセントとしてローカル調味料を利用する動きが2021年から見られるようになりました。

地元鹿児島の方は「出身地のもの、地元のもの」など、ご自身の好きな、こだわりの味を探しに来店され、定着している様子がうかがえます。

さらに今年は観光客の方が「ローカルならではの調味料」を「自分向けのお土産」として購入するケースが見られます。

かごしま特産品研究所

特産品研究レポート⑰かご市で「鰹節」売行き好調!

11月24日は「いいふし」に語呂合わせした鰹節の日。鹿児島は鰹節生産の4分の3を占める最大の生産地です。

かご市での鰹節系商品の動きは好調。コロナ禍では来店者数の減少の影響がありましたが、2022年度上半期(4~9月)は、2019年度に対して116%と大きく売り上げを伸ばしています。

かご市の販売状況から、注目したい鰹節の利用方法や、関連商品の動きを分析しました。

【トピックス】
1:かご市で鰹節系商品が好調です
2:トッピング利用が増加!?「家庭での簡便調理の強い味方」
3:鰹節系商品いろいろ

1:かご市で鰹節系商品が好調です

鰹節(花削り・本節等)と腹皮の売上が好調!

■鰹節は昨年度11月の鰹節フェア以降売行きが好調となり、今年になってさらに増、V字回復以上の動きを見せています。

その理由として、店舗では
1)昨年の鰹節フェア以降、地元客の購入が増えた
2)今年戻ってきた観光客による鹿児島土産としての購入が増えた
両方の理由で伸びたという感触を持っています。

次の「2」項目のデータも合わせると、コロナ禍で自宅調理が増え、手軽なトッピング食品としての鰹節の購入を後押ししているのではないかと推測しています。

■腹皮は、鰹節には適さないため切り落とす、油分の多い腹部分を活用した商品。

塩で焼いたり炙ったりしたアツアツの腹皮は焼酎のアテやおかずとしても食べられています。

2019年度と比較して売上が3.8倍になっているのは、商品点数が1点→4点と増え、店頭での存在感が出たことと、戻ってきた観光客の方に「ご当地つまみ」としてお買い求めいただいているためと考えています。

2:トッピング利用が増加⁉家庭での簡便調理の強い味方

上グラフの「鰹節」の中をさらに分類すると、
①花削り・糸削り
②本節(削ってない本体そのもの)
③出汁(出汁パックや粉)
の3タイプに分類できます。

このうち最大は花削りや糸削りなどトッピング利用を中心とする商品。

もちろん出汁取り利用もありますが、メインはトッピング利用と言われています。

常備でき、手軽で、出汁が出て、食味を向上させ、具材にもなるという「家庭での簡便調理の強い味方」という位置づけが、コロナ禍で強まっているのかもしれません。

3:鰹節系商品いろいろ

いわゆる鰹節商品に加え、なまり節や副産物の腹皮、そして鹿児島の郷土食・茶節まで
はばひろい鰹節商品をかご市では品揃えしています。

かごしま特産品研究所

特産品研究レポート⑯11/1は本格焼酎の日、鹿児島かご市で注目の焼酎トレンド

1987年に制定された「本格焼酎の日」、毎年さまざまな焼酎イベントが開催され、焼酎ファン・関係者ともに楽しみな時期となっています。この「本格焼酎の日」に合わせ、かご市2階の焼酎コーナーでの焼酎購入スタイルから注目のトレンドを調べました。

この焼酎コーナー、ご利用者の多くは観光客の方。本格焼酎の地元ならではのモノをお探しの方が多いのが特徴。ご相談いただきながらの購入スタイルがメインです。

そんなお客様との店頭のやり取りから見えてきた、これから注目したい焼酎トレンドをご紹介します。

===トピックス===========================
1:原料=焼き芋な焼酎~焼き芋ブームの影響?
2:レア度№1の焼酎~全国唯一の自治体焼酎
3:昔懐かし焼酎の量り売り~SDGsの観点から再注目⁉

1:原料=焼き芋な焼酎~焼き芋ブームの影響⁉


最近ブームの「焼き芋」は食べるだけでなく飲んでもおいしい

最近売場で動きが活発になり始めたのは「焼き芋」を使った焼酎です。もともと芋焼酎はサツマイモが原料ですが、そのサツマイモを焼き芋にした後に仕込んだ焼酎たちです。

焼き芋焼酎に共通なのは「香ばしさある、濃厚な甘い香り」という焼き芋らしさが発揮されたもの。

「焼き芋ブーム」とも言われる今、芋焼酎の新しい魅力を体験してください。

2:レア度№1の焼酎~全国唯一の自治体焼酎

人口200人の離島でサツマイモ栽培から焼酎製造、出荷まで行う物語あるレア焼酎。

来店者の方から最も多い質問の1つは「レアな焼酎はどれ?」です。レアにも色々ありますが、1つの視点として「公設公営」があります。

公設公営「みしま焼酎 無垢の蔵」は、三島村が2018年に稼働を開始した、全国的にも珍しい公設公営の焼酎蔵です。

みしま焼酎プロジェクトは地方創生の一環で、雇用の場創出・定住者の受け入れ・高齢者の生きがいづくり・観光誘致などの目的を持ったプロジェクト。

「焼酎みしま村」は最初は濱田酒造で作られていましたが、三島村のサツマイモと水を使用することを条件として焼酎特区の認定を受け、島内での製造が可能となりました。

商品名:焼酎みしま村      
製造所:みしま焼酎 無垢の蔵
価格税込:990円(180ml)、3700円(720ml)

3:昔懐かし焼酎の計り売り~SDGsの観点から再注目!?

「これは何?」観光客も注目の大きな白甕は焼酎の計り売り。

かご市2階の焼酎コーナーの中心には、大きな白い甕が据えられています。高さ70cm、直径45cmほどの堂々たる大きさの甕で、来店したお客様からもよく質問される、気になる展示です。

これは「焼酎の計り売り」。予めビンやパックに決まった量をパッケージして売るのではなく、購入者の希望の量だけ売る販売方法。

そのメリットは
 1)必要な量だけ購入できる
 2)容器の再利用は環境にやさしい
 3)大きな甕のなかで熟成が進む

熟成したふくよかで飲みやすい飲み口は、焼酎ファンにはたまらないポイントに加え、マイボトルなどで容器のゴミを減らすことができることは、SDGsの観点から、今注目の販売方法と言えそうです。

昔は酒店で当たり前だった!

この計り売り、昔は当たり前のように酒屋の店頭で見られた光景だったとのこと。焼酎に詳しい関係者によると

とのこと。ガラスびんが普及するに従い姿を消した焼酎の計り売りですが、SDGsで注目を浴びる省資源化のトレンドにも合致しており、多くの方に体験していただきたいと考えています。

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●かごしま特産品研究所について
鹿児島県商工会連合会が運営する店舗「かご市」で、県内特産品を深く知り”おいしく楽しく”盛り上げる調査・研究・発信を行うチーム。
①特産品のトレンドや利用方法の調査・研究
②特産品の特長や購入者の調査・研究
③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究
所長:山崎道夫(かごしま特産品市場・かご市支配人)
主席研究員:満留玲子(鹿児島県商工会連合会)
研究員:中島秋津子(株式会社STUDIO K)
研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)

●本件のお問合わせ先
かごしま特産品市場「かご市」、及び同研究所に関わるお問い合わせは下記にて承ります。 
研究員 中島秋津子(スタジオK内)
HPから:STUDIO K問い合わせ窓口より
お電話で:099-203-0477
※月~金9:00~18:00

かごしま特産品研究所

特産品研究レポート⑮ブームの影響⁉売上伸びるさつまいも菓子の特産品

かごしま特産品研究所では、10月13日の「さつまいもの日」に合わせ、さつまいもを使った特産品の動向を調査いたしました。

ご存じの通り鹿児島はさつまいもの一大生産地。ではあるものの、サツマイモ基腐病により、特産品製造を行う事業者からはさつまいも原料の仕入れが不安定になっているという話も聞こえてきます。

そんな中でも、昨今のさつまいもブームもあり注目が集まり販売好調なさつまいも菓子。10月13日のさつまいもの日に合わせ、ぜひご取材くださいませ。

===トピックス===========================
1:鹿児島県は生産量№1
2:10月はさつま芋シーズンの開始月
3:かご市でも販売増!
4:さつまいも菓子9タイプ
===かご市・さつまいもフェア=================

かごしま特産品市場・かご市@天文館では、さつまいもの日に合わせ、さつまいも菓子を集めた「さつまいもフェア」を開催します!
期間:10月1日~31日
※売行により終了が早まることがあります。

1:鹿児島県は生産量№1

鹿児島はさつまいも生産の代表県。全国で生産されるさつまいもは68.7万トン(R2)。そのうち鹿児島県では21.5万トンが生産されており産出額は140億円となっており、都道府県別では最大のさつまいも生産量を誇ります。

2:10月はさつまいもシーズンの開始月

秋~春がさつまいも商品最盛期

秋、さつまいもが収穫されると生のさつまいもや焼き芋、それから干し芋や芋けんぴなど、今年のさつまいも商品が売場に増えていきます。特にさつまいも菓子は「旬」商品、秋から春にかけてが、もっとも品揃えが充実しており、売上も高い期間です。※かご市2019~2021年データ

3:かご市でも販売増!

さつまいも商品は年々売上増、
特産品にもさつまいもブーム⁉

さつまいもシーズンの10~3月の販売状況をみると、年々売上が増えていることがわかります。

鹿児島でもさつまいも専門店ができたように、今は全国的にさつまいもブームと言われており、さつまいも商品への注目が高まり、購入が増えているものと考えられます。

4:さつまいも菓子9タイプ

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●かごしま特産品研究所について
鹿児島県商工会連合会が運営する店舗「かご市」で、県内特産品を深く知り”おいしく楽しく”盛り上げる調査・研究・発信を行うチーム。
①特産品のトレンドや利用方法の調査・研究
②特産品の特長や購入者の調査・研究
③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究
所長:山崎道夫(かごしま特産品市場・かご市支配人)
主席研究員:満留玲子(鹿児島県商工会連合会)
研究員:中島秋津子(株式会社STUDIO K)
研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)

●本件のお問合わせ先
かごしま特産品市場「かご市」、及び同研究所に関わるお問い合わせは下記にて承ります。 
研究員 中島秋津子(スタジオK内)
HPから:STUDIO K問い合わせ窓口より
お電話で:099-203-0477
※月~金9:00~18:00

かごしま特産品研究所

特産品研究レポート⑭9/19は敬老の日、長寿の願いを海老の特産品で

かごしま特産品研究所では、9月19日の敬老の日に合わせ、海老を使った特産品の動向を調査いたしました。

鹿児島ではタカエビ、伊勢海老などの海老が水揚げされており、「鹿児島の味」の一つとなっています。

海老が独特の旨みからいろいろな特産品で活用されていること、その売上が増加傾向にあることがわかり、その要因分析を行っています。

健康長寿の願いを込めた海老の特産品を、敬老の日に合わせてぜひお取り扱いください。

===トピックス===========================
1:海老は健康長寿のシンボル
2:鹿児島は海老の宝庫
3:売上伸びる海老系商品
4:海老のおかず、調味料、つまみ
===プレゼント・発送===========================
かご市では、海老の特産品を含め、敬老の日向けのオリジナルのプレゼントを作ることも可能です。手渡し用のギフトボックス、発送用の宅配発送も可能ですので店頭でお尋ねください。※ギフトボックス、宅配便送料は有料。

1:海老は健康長寿のシンボル

長寿の願いをおめでたい赤い色に込めて。

「海老」の名に「老」という字が使われるのは、腰が曲がっていてひげが長い海老の特長が年配の方のように見え、腰が曲がるような年代まで長生きできますように=「健康で長寿」という願いを込めて、年始のおせちに海老が用いられるようになりました。

また火を入れると姿が赤く染まることから、「紅=めでたい」として、おめでたい場に欠かせない食材としても使われています。

その他脱皮を繰り返すことから、成長や新しい生まれ変わりという意味も持ち、総じておめでたい意味合いで使われるのが海老です。

2:鹿児島は海老の宝庫

タカエビ、伊勢海老、クルマエビ、ナミクダヒゲエビ。
鹿児島でも様々な種類の海老が水揚げされています。

【タカエビ】別名「薩摩の甘えび」とも呼ばれ、お刺身や焼き海老はお雑煮のお出しにも。
【伊勢海老】全国6位の漁獲量(2019年)で、阿久根市や肝付町で伊勢海老祭りも開催。
【クルマエビ】養殖場が鹿児島県内各地に。奄美大島や甑島など離島でも。
【ナミクダヒゲエビ】錦江湾でしか獲れない希少な海老で甘くトロっとした食感。

3:売上伸びる海老系商品

海老を使った商品点数も増加。
鹿児島県内各地から特産品が集まる「かごしま特産品市場・かご市」では、海老を使った特産品も取り扱っています。

その売上は2019年度から売上増が継続。理由としては、下記の理由があるのではないかと考えています。

1)商品点数の増加
特産品の原料に海老を使う商品が、
2019年5点→2020年8点→2021年11点と増加したこと。
新しい特産品原料として、メーカーからの注目が集まっているのかもしれません。

2)コロナ禍でおうちでの食に注目
自宅での料理に変化をつけるため、スーパー等では見られない地元ならではの特産品が選ばれた可能性が考えられます。

4:かご市の海老商品

【たか海老餃子】
タカエビを丸々一尾つかった贅沢な餃子。海老のおだしが餃子の皮に包まれて、お口の中でうまみがはじけます。赤い尻尾が見えるのも海老感満点。
 →㈱照照(鹿児島市)@1000

【冷凍タカエビ】
一尾づつ凍結された袋入り冷凍タカエビ。必要な分だけ取り出して使えるので、少量使うのに便利。
 →みちしお水産(南さつま市)@850

【干したか海老】
干したタカエビの頭。頭ならではのしっかりとしたコクがある出汁がとれます。
 →㈱照照(鹿児島市)@378

【焼海老焦がし醤油】
阿久根産タカエビの旨みが辣油に溶け出して、焦がし醤油の香ばしさがお料理のアクセントに。
 →㈱下園薩男商店(阿久根市)@540

【海老ごま油】
タカエビの旨みが溶け出したごま油。とろりと一滴垂らしてお料理の仕上げに。
 →㈲ケイズコーポレーション(鹿児島市)@864

【焼えびめんつゆ】
焼海老と鰹節のダブルの出汁が効いためんつゆ。ふだんとは一味違うめんつゆ。
 →㈱丸八(鹿児島市)@360

【竜宮城のおつまみ】
タカエビを釜炊き海塩でほんのり味付けして干したもの。大き目の海老で満足感あるおつまみ。
 →㈱照照(鹿児島市)@335

【薩摩海山煎餅 えびしっぽ】
海老をごろんと置いて焼き上げたお煎餅。海老の仮とした食感とうまみで、おつまみ的な仕上がり。
 →まるじゅ本舗(阿久根市)@120

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②特産品の特長や購入者の調査・研究
③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究
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かごしま特産品研究所

特産品研究レポート⑬真夏の売行ランキングとその傾向

かごしま特産品研究所では、7・8月=夏の観光・帰省シーズンにおける特産品の動きについて調査・分析を行いました。

特産品の売れ行きを見たところ、通年ランキングとは違う、「夏ならでは」商品が売行ベスト10にランクインするなど、季節変動が特徴的に表れる商品があることがわかりました。

また2年以上に及ぶコロナ禍で、特産品の県外発送が増え定着しつつあることなどの傾向もみられるレポートです。

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1:かご市からの県外発送急増中
2:奄美の「ミキ」は夏場がピーク
3:県内各地の夏果実「パッションフルーツ」が人気
【参考】7・8月売行ランキング
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1:かご市からの遠方発送急増中!
長引くコロナ禍で特産品の県外発送は増加基調!

宅配便を利用して、かごしま特産品市場「かご市」から特産品を箱詰めして県外発送する「かご市便」の利用件数は、7・8月で右図のように昨年急増しました。

2020年はコロナ初の夏、まん防等の影響で、来店客数が減った時期にも関わらず件数は2019年レベルを維持。

そして来店が戻り始めた2021年の件数は1.5倍と急増、今年2022年もその傾向は継続中です。

帰省できない方への特産品発送をきっかけに、「特産品を親しい人に贈る」行為が定着しつつあるようです。

2:奄美の「ミキ」は夏場がピーク!
「ミキ」は県民のみならず観光客にも人気

奄美の伝統的発酵飲料である「ミキ」。奄美出身者を中心に根強い支持があり、かご市でも年中お買い求めいただいています。

真夏のランキングでは6位にランクイン。

夏場の栄養補給として、さらに観光情報等で「ミキ」を知った観光客にもご利用いただき、一年で一番ミキが売れる月となっています。

観光客の方には、お試ししやすい200mlサイズが人気。

3:県内各地の夏果実「パッションフルーツ」が人気!
かご市のパッションフルーツは3つの離島から。✔甑島 ✔徳之島 ✔奄美大島

かご市では季節のフルーツも販売していますが、夏場の人気はパッションフルーツ。

真夏の売行ランキングでも5位にランクイン。

パッションフルーツは、「甑島・徳之島・奄美大島」の3つの離島から天文館に集まる、言わば夏の離島の味。

独特の甘い香りにつられ店頭で足を止める、ファンが多いフルーツです。

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●かごしま特産品研究所について
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②特産品の特長や購入者の調査・研究
③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究
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●本件のお問合わせ先
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※月~金9:00~18:00

かごしま特産品研究所

特産品研究レポート⑫暑い夏を乗り切る唐辛子系調味料

かごしま特産品研究所では、梅雨も明け夏本番の到来を前に、鹿児島の特産品のうち、唐辛子がピリリと効いた「辛みが特長」の唐辛子使用の調味料について調査しました。

夏をトップピークとして、春から秋まで比較的長い期間ご利用いただいていることや、自家利用に加え、お土産・手土産の利用も想定されること等がわかりました。

また、国内生産が少ない唐辛子ではありますが、県内産の唐辛子を使ったもの、唐辛子以外に県内各地の特徴的な食材を利用したものなど、地域色豊かな唐辛子系調味料をご紹介します。

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1:唐辛子の歴史と生産
2:辛み系調味料はお土産・手土産にも利用
3:鹿児島の辛み系調味料の3タイプ
   ~Aラー油系  Bソース系  C振りかける系
======================

1:唐辛子の歴史と生産

唐辛子は輸入が多く、国内産は希少
「激辛料理」の特集がメディアで組まれるなど、夏になると注目されるのが「唐辛子」。

諸説あるようですが、日本伝来は16世紀後半、江戸歴史年表『武江年表』には1605年頃唐辛子伝来した旨が記載されているようです※1。1625年(寛永二年)、初代からしや中島徳右衛門が、漢方薬にヒントを得た七色唐辛子を江戸の両国薬研堀にて販売を開始しており、これが今に続く「やげん堀」の創業です※2。

唐辛子は調べてみると9割以上が輸入で国内生産はごくわずかのよう。国産唐辛子を使うものは、かなり限定的と言ってよいようです。

鹿児島県での唐辛子生産量は7トンで全国シェアの2%(下図1)。県内産地の1つが鹿屋市花岡地区で栽培される「花岡胡椒」で、鹿児島県の伝統野菜にも登録されています。一時は生産が途絶えていたものを、保存していた種子から再び栽培を始めたもので、「花岡胡椒研究会」さんで栽培・加工製造に取り組まれています。
※1『日本の食文化史年表』吉川弘文館、※2やげん堀HPより。

2:辛み系調味料はお土産・手土産にも利用

購入は4~11月、暑い8月を中心に
ゴールデンウイーク・秋の観光シーズン


唐辛子系調味料はいつ買われているのか。コロナ禍の影響がない2019年1~12月のかご市販売データから調べたものが上図2です。
※2019年1~12月の平均売上/月を100として、各月の売上指数推移を示したもの

8月のトップピークに加え4月・11月にもピークがあり、夏を中心に春から秋まで比較的長い期間にわたり購入されていることがわかります。一方で冬場はかなり売行きが低調です。

夏季ニーズに加え、4月・8月・11月は観光需要・手土産需要も多い時期であり、辛味調味料が「もらうと嬉しい」手ごろなお土産や手土産として重宝されている姿が思い浮かびます。

3:鹿児島の辛み系調味料の3タイプ
~鹿児島特産品市場・かご市取り扱い商品より

A:ラー油系

唐辛子と各種シーズニングで「こく旨」タイプや、超辛唐辛子使用のラー油も!

2009年8月に桃屋から発売された「辛そうで辛くない少し辛いラー油」に始まるラー油ブームは、すっかり定着していると見え、かご市でも特色あるラー油が販売されています。

❶:前述の花岡胡椒を使ったラー油でピーナッツも入った具沢山タイプのこく旨ラー油。

❷❸:❸は❷より辛味が強いタイプ。唐辛子の一種でハバネロより辛いとされるジェロキア使用。

❹:タカエビの焼エビ使用の、海老の香りと旨みが特長のこく旨タイプ。水揚げがある阿久根で製造。

B:ソース系

炒飯やパスタ、野菜炒め、餃子のタレなど料理に使いやすいソースタイプ

一般の調味料ソースでもレギュラータイプに加えて「辛いタイプ」が発売されるケースが増えていますが、鹿児島でも辛みソースが作られています。

❺:花岡胡椒のソースタイプ。ラー油より辛味が際立つ。

❻:福山町の黒酢屋さんが作った、食べるタイプの黒酢タレ(調味料)にも「激辛」タイプ。山椒も入っており、ほんのりシビレ感もアクセント。他にちょい辛もあります。

❼:口から火を噴くパッケージの唐辛子ソース。パスタ、ピザ、揚げ物、焼そば、炒飯にかけて。

C:振りかける系

パパっと振りかけて使うタイプは、料理のアクセント、味変に

この3点は唐辛子がいずれも県内産のもの。喜界島や霧島の会社で作られています。

❽島みかんタバスコ:喜界島産花良治みかんと喜界島産青唐辛子で作ったタバスコ。さわやかな辛さが特長。

❾島きびすタバスコ:喜界島産きび酢と喜界島産赤唐辛子で作ったタバスコ。コクのある辛さが特長。

❿霧島一味:鹿児島県産唐辛子で作られた一味。

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●かごしま特産品研究所について
鹿児島県商工会連合会が運営する店舗「かご市」で、県内特産品を深く知り”おいしく楽しく”盛り上げる調査・研究・発信を行うチーム。
①特産品のトレンドや利用方法の調査・研究
②特産品の特長や購入者の調査・研究
③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究
所長:山崎道夫(かごしま特産品市場・かご市支配人)
主席研究員:満留玲子(鹿児島県商工会連合会)
研究員:中島秋津子(株式会社STUDIO K)
研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)

●本件のお問合わせ先
かごしま特産品市場「かご市」、及び同研究所に関わるお問い合わせは下記にて承ります。 
研究員 中島秋津子(スタジオK内)
HPから:STUDIO K問い合わせ窓口より
お電話で:099-203-0477
※月~金9:00~18:00

かごしま特産品研究所

特産品研究レポート⑪6/28は貿易の日、海外でも愛される鹿児島の特産品

かごしま特産品研究所では、6月28日の貿易の日に合わせ、鹿児島の特産品のうち、地元鹿児島や県外のみならず、海外へも輸出されている商品について事例調査を行いました。

※貿易の日:1859年、江戸幕府が横濱・長崎・函館の3港でアメリカなど5か国と自由貿易を始めた事に由来。

鹿児島の特産品が現地の方々や在住の日本の方々に利用されていること、現地で定着するために工夫する事業者の取り組み事例がわかりました。

コロナ禍3年目、インバウンド再開や夏休みの海外旅行が話題となる昨今ですが、コロナ禍においても継続して輸出され、鹿児島の味を伝えていた鹿児島の特産品をレポートします。

===トピックス===========================
1:ミルク香がヨーロッパで好まれる「種子島茶」
2:現地食文化に合わせた提案で「麦みそ」が海外へ
3:その他、海外でも販売される鹿児島特産品
 ●即売会がきっかけで「のり佃煮」が台湾へ
 ●アメリカの日系スーパーで「田舎みそ」

1:ミルク香がヨーロッパで好まれる種子島茶

種子島松寿園『希少種子島茶 松寿』
(西之表市古田1101、代表:松下栄一さん)

▶ドイツ・フランスで愛される種子島茶
温暖な気候を生かした「日本一早い新茶の里」として知られる種子島でお茶づくりを行う種子島松寿園さんのお茶は、ドイツやフランスなどヨーロッパで販売されています。

それは代表銘柄であり品種登録もされている『松寿(しょうじゅ)』。商社を通じて業務用大袋で出荷した茶葉が現地でパッケージに詰められ、「Sunday Natural」や「PALAIS DES THES」などの店舗・ネットショップで販売されています。

▶選ばれる理由は「独特の香り」に有り!
数ある日本茶の中から選ばれている理由を松下代表に伺うと「バイヤーさんたちからは、『松寿はミルク香(バニラ香・果実香)がする』など香りを高く評価いただいている」とのこと。

▶日本茶としてパリでも高評価
Japanese TEA Selection PARIS 2021-2022では、煎茶普通蒸し部門で銅賞も受賞した『松寿』は、その高い品質と独特の香りで海を越えて楽しまれています。

▶商品名に「松寿・種子島・松下san」も
その「松寿=SHOJU」の名は、地名・種子島とともに
Sunday Naturalでの取り扱いでは
 ▶HASHIRI SHINCHA TANEGASHIMA SHOJU
PALAIS DES THESでの取り扱いでは
 ▶MATSUSHITA-SAN’S SHOJU OF TANEGASHIMA ISLAND
と商品名にしっかりとうたわれています。

2:現地食文化に合わせた提案で麦みそが海外へ

㈲はつゆき屋『鹿児島の麦みそ』
(日置市伊集院町下谷口2155 専務取締役:窪田雄治さん)

▶アメリカ・香港・台湾・フランスで愛される麦みそ
少子化や核家族化に対応して平成28年に開発した少量タイプ「鹿児島の麦みそ(カップ入)」を海外向け商談会で紹介、すぐに香港の会社から連絡があり輸出が始まりました。今では台湾、アメリカ、フランスなど輸出先は拡大しています。

▶なぜはつゆき屋の麦みそが海外で選ばれるのか?
①麹が多く甘くおいしい(やさしい味)
②添加物や化学調味料を使っていない(麦・大豆・塩のみ)
③健康を気遣い減塩のトレンドがあった(塩分控えめ)
④米味噌が多い中で麦みそは珍しい(味噌全体の1割)

▶現地を知ることで食文化と融合
ポリシーを窪田専務に伺うと「現地に行って現地を知ること」。食文化や食材が異なるため、具材には現地の野菜を提案したり、家庭用レシピも現地の言語で作成して、現地の食文化と麦みその融合を図っています。

香港の試食販売でお客様の反応が悪かったため、店舗スタッフに試食してもらいました。「味が濃い。薄めが好まれる」という意見を取り入れ、翌日から味噌を減らした薄味レシピに変更したら反応が良くなった!という出来事もあったそうです。

▶みそは世界に通用する調味料、再び海外フェア
「フランスでは、チーズ・オレンジピール(皮)・みそを合わせてワインのつまみにした利用者もいる」そうで、ヘルシー志向の中で海外でも発酵食品に注目が集まる中、「みそは世界に通用する調味料になっている」とは窪田専務。

コロナ禍でも定番売場への輸出は続いていましたが、店頭フェアは開催されませんでした。フェアが復活したら再び現地に行き、店頭で鹿児島の麦みそを広めてくれるに違いありません

3:その他、海外でも販売される鹿児島特産品

●即売会がきっかけでのり佃煮が台湾へ

㈱島興『のり佃煮(あおさのり)』
(薩摩川内市港町360-28)

▶思いがけない連絡が台湾から
商品自体は、20年以上前から鹿児島や県外で販売されていたものですが、台湾での即売会があった時に販売しました。

その即売会でこの商品を目にした台湾のバイヤーから、しばらくして会社に連絡が入り、2017年7月から販売開始となりました。

▶輸出商品はまったく同じ商品
商品自体は中身もパッケージも日本で販売しているものとまったく同じものを輸出しています。その商品に現地で表示シールが貼られ、店頭に並びます。

▶どんな所で販売されていますか?
質の良いものだけを集めた台湾の高質スーパーで販売されています。通年販売されており、そのため年3~4回台湾に向けて出荷。台湾の方も、台湾在住の日本人の方も買ってくださっているようです。

●アメリカの日系スーパーで田舎みそ

キンコー醤油㈱『田舎みそ』
(鹿児島市南栄3丁目13番地)

▶鹿児島での商談がきっかけでアメリカへ
アメリカでキンコー醤油さんの田舎みそが販売されています。日系スーパーが来鹿した時、鹿児島の貿易会社から紹介してもらったことがきっかけとなりました。

▶商品のこだわりは「国産原料」
九州産の麦、国産大豆を使用し、国産原料にこだわり麦麹の割合を高めた甘口の田舎麦みそです。

▶どんな場所で販売されていますか?
10年前から、アメリカでチェーン展開している日系スーパー(日本食を品揃えしたスーパー)で販売しています。

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②特産品の特長や購入者の調査・研究
③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究
所長:山崎道夫(かごしま特産品市場・かご市支配人)
主席研究員:満留玲子(鹿児島県商工会連合会)
研究員:中島秋津子(株式会社STUDIO K)
研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)

●本件のお問合わせ先
かごしま特産品市場「かご市」、及び同研究所に関わるお問い合わせは下記にて承ります。 
研究員 中島秋津子(スタジオK内)
HPから:STUDIO K問い合わせ窓口より
お電話で:099-203-0477
※月~金9:00~18:00

かごしま特産品研究所

特産品研究レポート⑩コロナ禍でも動くお土産はバラ菓子~観光客にも地元客にも

かごしま特産品研究所では、コロナ禍3回目となる今年のゴールデンウイークに向け「お土産菓子のバラ売り」に注目した調査・分析を行いました。

見えてきたのは、コロナ禍の観光需要減でお土産用箱菓子が苦戦する中、「地元客のコロナ対応ニーズ」を獲得しているバラ売り菓子の姿でした。

数年前から各地の土産物売場で有名土産物のバラ売り・少量パック商品が増え始めていましたが、天文館のかご市でもバラ売り商品の取り扱いは増えており、バラ売りから見える土産系商品の動向をレポートします。

1:コロナ禍で5割減のお土産箱菓子と微増のバラ売り

コロナ禍の観光客減少で箱菓子は売上半減したものの
微増しているのがバラ売り菓子。

コロナ禍となり、箱菓子は売上が半減(54%)。一方、バラ売り菓子はコロナ禍で観光客利用が減少したものの、地元客利用が増えて+9%と微増、その後も増加傾向にあります。
※かご市販売実績より

2:なぜ減らない?「バラ売り菓子は誰が買う?」

かご市支配人兼、かごしま特産品研究所・山崎所長にインタビュー。
バラ売り菓子のお客様とニーズは5タイプで、
コロナ禍での地元客の利用増がバラ売り菓子増加の要因と考えられます。

3:バラ売り菓子の新顔紹介~2021年かご市ニューフェイス

左:さつま揚げ製造の技と原料をいかした海山の風味ゆたかなおせんべい

薩摩海山煎餅
・えびしっぽ(鹿児島県産タカエビ)
・きびなごあおさ(鹿児島県産キビナゴとアオサ)
・ばじるごま(鹿児島県産バジルにチーズとゴマ)
・ぴーなっつ(鹿児島県産ピーナッツ)
・うにとのり(阿久根産ムラサキウニと海苔)
・うめとしそ(阿久根のしそと梅肉)

「煎餅で楽しむ薩摩の海山の幸」をコンセプトとしたおせんべい。長年のさつまあげ製造で培った技術、石臼製法で作った魚のすり身と調味料をブレンドしてしあげたほんのり甘めの特製のヘルシーな生地と、鹿児島の海と山の幸を合わせて自社で焼き上げた逸品。6種類それぞれカラフルなパッケージに風味が違うおせんべいが1枚入っています。

右:鹿児島伝統のいこもちが食べやすい一口サイズで新登場

薩摩いこ餅

いこ餅は、鹿児島で江戸時代から親しまれてきた、しっかり煎った米粉を練り上げた香ばしい餅菓子。鹿児島の郷土菓子として親しまれてきました。かるかんのような四角いサイズが多い中、ひと口サイズで食べやすくしたのがこの「薩摩いこ餅」。1袋には、米粉を深入りした黒が3つ、浅煎りの白が3つ、合計6個のひと口サイズいこ餅が入っています。

資料:かご市のバラ売り菓子ご紹介

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研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)

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