特産品研究レポート㉔【6/18は父の日】お父さんもきっと喜ぶ「肉系惣菜特産品」
かご市の人気商品からお父さんが好きな時に食べやすい鹿児島の味、肉系惣菜の特産品を調査しました。
コロナ禍中から、「鶏の炭火焼」商品が年間ランキングに入るなど売行好調であることは、このニュースレター内でもお知らせしてまいりました。
改めて「炭火焼を含む肉系惣菜」商品を分析したところ、肉系惣菜全体で約4倍に売上伸長、注目の特産品ジャンルとわかりました。
詰合せをプレゼントしたり、夕食のひと皿に加えたり、父の日にぴったりの肉系惣菜特産品について分析したニュースレターです。
1:かご市の肉系惣菜特産品は約4倍の売上増!
コロナ禍で急増し、今はすっかり定着の肉系惣菜特産品
下図1はコロナ前の2019年度を100とした時の売上推移を示した図です。コロナ初年度の2020年度、お店を開けられない時期もありながらわずかに増加。2021年度からは大幅な増収です。
コロナ禍で自宅食が増えた中、地元鹿児島のお客様が外食の代わりに、GO TO Travel等の旅行者も、惣菜系特産品を「鹿児島と言えば肉なので」と選ぶ方が増えてきました。
そしてコロナ禍対応がひと段落した今年2023年春以降も、肉系惣菜は順調にお買い求めいただいています。「おかず・つまみになる肉系特産品」の売行きは、外食しづらいコロナ禍だけの限定的現象ではなく地元の方にも観光客にも定着、市場が拡大したと考えています。
とんこつ・鶏手羽・炭火焼、注目はとんこつ!
かご市で取り扱う肉系惣菜を「とんこつ、鶏手羽、炭火焼」にわけてデータ分析したものが下図2です。なんと、とんこつ・炭火焼は約5倍、鶏手羽は約2倍の伸びを示しており、かご市内の他商品と比べても著しい伸びとなっています。
とんこつはプレゼント向けパッケージが高評価
伸長著しいとんこつジャンルで注目したいのはそのパッケージ(次ページ写真参照)。天然の竹皮やシックな黒袋に包まれており、「人に差し上げやすい、喜んでもらえそう」という声も聞かれます。そして見た目だけでなく食べても◎。ナンコツ部分までトロっと柔らかく調理されたとんこつは、鹿児島ならではの味。お酒に合うこと間違いなしです。
2:【とんこつ】見た目も味も◎、注目の肉系惣菜特産品
差し上げやすいパッケージだけでなく、とろっとろに煮込まれた味が自慢のこの2点。鹿児島ならではの味をご自宅で。
左:トカラ列島とんこつ(¥700:トカラタカラ果樹園)
右:黒豚なん骨みそ煮(¥600:㈱丸八)
3:【鶏手羽】焼き派と煮派、好みで選ぶ手羽先
地元鹿児島のお客様から「お父さんが好きで常備している」というコメントをいただく手羽先2種。肉が骨から外れやすく食べやすいので、手軽なおつまみに。
左:鶏手羽焼(¥399)
右:鶏手羽煮(¥410)
※いずれも㈱エヌチキン
4:【炭火焼】手軽なおつまみ、ストック食にも便利
鶏に加え黒豚のバリエーションもある炭火焼。食べてみるといずれも(あ、思ったより柔らかい)と思うはず。炭火の薫りも楽しめる、ありがたい特産品。
左上:鳥将軍炙り焼き(¥540:㈱エヌチキン)
右上:やごろう豚炭火焼(¥540:㈲大成畜産)
左下:赤鶏さつまハラミ炭火焼(¥400:赤鶏農業協同組合)
右下:鶏もも炭火焼(¥216:㈱エヌチキン)