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特産品研究レポート⑳2月9日、霧島神宮・国宝指定1周年で霧島を感じる特産品

2022年2月9日の官報告示により、霧島市の霧島神宮本殿、幣殿、拝殿が国宝に指定されました。

この国宝指定を機会に、鹿児島の人はもとより、観光客の方も、霧島を訪れ霧島神宮に参拝する方が増えているようです。

霧島は古くから高千穂峰などの美しい山々とその自然、そこに抱かれた温泉郷として知られています。そこでは、独自の自然に育まれた特産品。訪れる観光客の方向けのお土産品が作られてきました。

国宝指定一周年の機会をとらえ、霧島を感じる・霧島を味わえる特産品をご紹介いたします。

1:霧島の景色が見えるパッケージ商品

霧島はやはり風光明媚なその景色を欠かすことはできません。霧島を訪れた方が観光の中で見た風景をパッケージに落とし込んだ特産品は、目にも舌にもおいしい商品。持ち帰ったお土産を差し上げたり、食べたりするときに、パッケージのイラストから霧島旅行の話題に花が咲くことでしょう。

●左「とんこつベースの霧島神話豚カレー」(富士食品)

霧島連山のふもと・霧島市で育てられた黒豚ブランド「霧島神話豚」を使ったレトルトカレー。霧島連山と鉾のイラストが売場でも目立っています。

●中「つかえる黒酢」(坂元醸造)

江戸時代後期に創業。海に近い福山町は温暖な気候で、おいしい地下水を活かし、壺畑で自然の力を生かした黒酢づくりが行われています。壺造りの黒酢を使いやすく味付けした調味酢で黒酢ビギナーさんにおすすめ。壺のイラストは壺畑のシンボル。

●右「赤松せんべい」(九面屋)
霧島国立公園内に自生する「赤松」の樹皮に似せたパリッパリの薄焼きせんべい。スタンドパックは、赤松をかぶった坊やのイラストがかわいらしい。

2:冷涼な気候を生かした霧島茶

霧島はその名の通り、霧が多く発生する土地であり、霧島山麓のきれいな水・寒暖差など茶栽培に適した土地です。天然記念物指定の樹齢120年以上という茶の大樹もあり、全国品評会でも産地賞を受賞するなど、その良質さには定評があります。

●左「黒霧島茶」(ヘンタ製茶)

有機物を多く含んだ黒土で栽培された茶。パッケージには霧島山麓の写真があしらわれ、霧島の空気とともにお楽しみいただけます。

●右「さつま縁起物」(末重製茶)

大正12年創業。霧島連山の鉾やミヤマキリシマ、鹿児島の桜島など目にも楽しいイラストでパッケージしたお試しいただきやすい一煎袋(5袋箱・ばら売り、リーフ・ティバッグ、緑茶・ほうじ茶等)。

3:かご市で大人気のさつまいも土産

かご市には県外からの観光客の方も来店されます。お土産を探す観光客に人気なのが霧島市で作られる「タルトじゃっど」。安納芋と紫芋を使ったタルトはさつまいもらしい風味が◎。箱入り(4個)とバラ売りがあり、用途に応じてお買い求めになられます。

●「タルトじゃっど」(徳重製菓とらや)

創業明治17年。霧島市で長く菓子を作り続ける徳重製菓とらやさんを代表するさつまいもを使ったお菓子のお土産です。

かごしま特産品研究所