6月4日・5日に5%OFFセールを開催します!
いつもかごしま特産品市場をご愛顧いただきありがとうございます。
天文館 かご市店舗では、6月も4日・5日(第一土日)に5%OFFセールを開催予定です。
いつも食べている・買っている、あの商品もこの商品も!レジにて5%OFF✨
(※2階の酒類・ぐりぶー国体クーポン券・1日乗車券・ラピカは対象外ですのであらかじめご了承ください)
この機会をお見逃しなくご利用ください。
みなさまのお越しをお待ちしております!
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みなさまのお越しをお待ちしております!
いつもかご市をご愛顧いただきありがとうございます。
この度、天文館かご市でのお買い物にご利用いただける決済方法が大幅に増えました!
■ご利用可能決済■
現金・クレジットカード(VISA/銀聯/Mastercard/American Express/JCB/Diners Club)・楽天Edy・QUIC Pay・交通系IC・電子マネーID・WAON・メルペイ・ゆうちょPay・銀行Pay・K+・atone・pring・au PAY・Fami Pay・EPOS PAY・ANA Pay・Payどん・ララPay・Lu Vit Pay
いつも便利に使っている決済をかご市でのお買い物にもぜひどうぞ♪
本日5月12日から天文館かご市店舗で「天文館プレミアムポイント」をご利用いただけるようになりました!
「Payどん」アプリをダウンロードしてお得にお買い物をお楽しみください。
天文館プレミアムポイントの詳細は【こちら】からご確認いただけます。
天文館 かごしま特産品市場をご愛顧いただきありがとうございます!
天文館かご市はGW期間中も休まず営業いたします!
鹿児島の特産品・お土産をお買い求めの際にはぜひお立ち寄りください。
みなさまのお越しをお待ちしております!
かごしま特産品研究所では、コロナ禍3回目となる今年のゴールデンウイークに向け「お土産菓子のバラ売り」に注目した調査・分析を行いました。
見えてきたのは、コロナ禍の観光需要減でお土産用箱菓子が苦戦する中、「地元客のコロナ対応ニーズ」を獲得しているバラ売り菓子の姿でした。
数年前から各地の土産物売場で有名土産物のバラ売り・少量パック商品が増え始めていましたが、天文館のかご市でもバラ売り商品の取り扱いは増えており、バラ売りから見える土産系商品の動向をレポートします。
コロナ禍の観光客減少で箱菓子は売上半減したものの
微増しているのがバラ売り菓子。
コロナ禍となり、箱菓子は売上が半減(54%)。一方、バラ売り菓子はコロナ禍で観光客利用が減少したものの、地元客利用が増えて+9%と微増、その後も増加傾向にあります。
※かご市販売実績より
かご市支配人兼、かごしま特産品研究所・山崎所長にインタビュー。
バラ売り菓子のお客様とニーズは5タイプで、
コロナ禍での地元客の利用増がバラ売り菓子増加の要因と考えられます。
左:さつま揚げ製造の技と原料をいかした海山の風味ゆたかなおせんべい
薩摩海山煎餅
・えびしっぽ(鹿児島県産タカエビ)
・きびなごあおさ(鹿児島県産キビナゴとアオサ)
・ばじるごま(鹿児島県産バジルにチーズとゴマ)
・ぴーなっつ(鹿児島県産ピーナッツ)
・うにとのり(阿久根産ムラサキウニと海苔)
・うめとしそ(阿久根のしそと梅肉)
「煎餅で楽しむ薩摩の海山の幸」をコンセプトとしたおせんべい。長年のさつまあげ製造で培った技術、石臼製法で作った魚のすり身と調味料をブレンドしてしあげたほんのり甘めの特製のヘルシーな生地と、鹿児島の海と山の幸を合わせて自社で焼き上げた逸品。6種類それぞれカラフルなパッケージに風味が違うおせんべいが1枚入っています。
右:鹿児島伝統のいこもちが食べやすい一口サイズで新登場
薩摩いこ餅
いこ餅は、鹿児島で江戸時代から親しまれてきた、しっかり煎った米粉を練り上げた香ばしい餅菓子。鹿児島の郷土菓子として親しまれてきました。かるかんのような四角いサイズが多い中、ひと口サイズで食べやすくしたのがこの「薩摩いこ餅」。1袋には、米粉を深入りした黒が3つ、浅煎りの白が3つ、合計6個のひと口サイズいこ餅が入っています。
●かごしま特産品研究所について
鹿児島県商工会連合会が運営する店舗「かご市」で、県内特産品を深く知り”おいしく楽しく”盛り上げる調査・研究・発信を行うチーム。
①特産品のトレンドや利用方法の調査・研究
②特産品の特長や購入者の調査・研究
③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究
所長:山崎道夫(かごしま特産品市場・かご市支配人)
主席研究員:満留玲子(鹿児島県商工会連合会)
研究員:中島秋津子(株式会社STUDIO K)
研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)
●本件のお問合わせ先
かごしま特産品市場「かご市」、及び同研究所に関わるお問い合わせは下記にて承ります。
研究員 中島秋津子(スタジオK内)
HPから:STUDIO K問い合わせ窓口より
お電話で:099-203-0477
※月~金9:00~18:00
いつもかごしま特産品市場をご愛顧いただきありがとうございます。
本日は、日頃より多くの法人・団体・企業様よりご要望をいただいておりました、
鹿児島特産品の法人ギフト・ノベルティ・景品のオーダーサービス【かご市業務用カタログ】オープンのお知らせです。
かご市では、鹿児島の特産品をまとめて手配したい法人・団体・企業様向けに、業務用カタログをご準備いたしました。
あらかじめセットが組んである「カタログ掲載商品」、ご自身でご希望のセットを組むことができる「オリジナルセット商品」から目的にあったものをお選びください。
鹿児島の特産品のご希望の商品・数量を、かご市がワンストップで手配・お届けします。
会議・学会での手土産、企業キャンペーンでの賞品、県人会・同窓会での記念品、商店街・地域行事での福引景品、ゴルフコンペ参加賞、プレゼント等に、ぜひご利用ください!
3月17日は「みんな(3)で17のゴール実現」の意を込めて一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録設定された「みんなで考えるSDGsの日」。
そこでかごしま特産品市場「かご市」取り扱いの商品に関連するSDGsへの取り組みを調査した結果を紹介します。
見えてきたキーワードは「地域内の連携と循環」。1社単独ではなく、地域のつながりの中で、知恵を出し廃棄削減や資源活用を行い、そこから新商品開発や移住促進につなげる事例など、ローカルならではの姿が見えてきました。
NPO法人トカラ・インターフェイス(事務局:鹿児島市泉町13−13 十島村役場旧館)
青果で出荷できない島バナナを商品化した『島バナナコンフィチュール』
2011年に宝島に移住したトカラタカラ本名一竹さんが、キズ物・サイズ外などの理由で島外に出荷できず、畑に放置されていた島バナナに着目し開発した商品。その商品性は高く評価され
●2012鹿児島県新特産品コンクール観光連盟賞受賞
●むらおこし特産品コンテスト2018全国商工会連合会会長賞受賞
●観光庁主催”究極のお土産124選“選出
することとなりました。
移住者の新しい視点がフードロスを削減し
島の仕事と地域の魅力を生み出すトカラの好循環
かご市に十島村の特産品をご紹介いただく窓口であるNPO法人トカラ・インターフェイスさんは、島バナナコンフィチュールなど十島村の特産品販売促進や移住促進などに取り組んでいらっしゃいます。
このNPOで十島産特産品の販売促進を行うのも、移住者の生活基盤づくり支援のため。「移住者から見ると何もかも新鮮でアイデアが沸き、新しい視点で島の特産品を生み出してくれる」と仰っており、移住者=地域資源=フードロス削減=特産品が良い形で結びついている好事例です。
りんかけ堂(西之表市鴨女町 86)
離島の製糖工場と農家が共同する地域内循環
りんかけ堂さんは創業70余年(1950年創業)となる種子島の菓子製造メーカーです。代表銘柄「衛星りんかけ」がよく知られていますが、そのりんかけに使用する黒糖も自社で製造されています。
りんかけ堂さんの黒糖は、伝統的製造方法の基準等に適合した特産品に与えられる「ふるさと認証食品」認証もうけています。
ご存じの通り黒糖はサトウキビから作られます。サトウキビを絞った後の「バガス」と呼ばれる絞りカスを、りんかけ堂さんでは農家さんに提供しています。
搾りカス→堆肥→良質な土壌→サトウキビ
農家さんではバガスに牛糞などを加え発酵させ、良質な堆肥=有機肥料を製造、それをサトウキビや安納芋の畑に使い、土壌を活性化。糖分があり良質な堆肥になり土壌づくりに役立っているとのこと。
この産業廃棄物である「サトウキビの絞りカスをサトウキビの土壌づくりに生かす」という地域循環の取り組みを、りんかけ堂さんが地元農家さんと20年前から続けています。
※この他、種子島ではこの絞りカスから紙漉きを行い、卒業証書として生徒に授与する取り組み(西之表市安納小学校)も行われています。
※一般的にバガスは燃料、飼料、建材・衣類原料等に再利用されています。
西酒造(日置市吹上町与倉4970-17)
1本の焼酎製造から2本分の焼酎かす
焼酎の元とも言える「もろみ」を蒸留した後には焼酎カスが発生します。その量、容量で焼酎の2倍という多さ。西酒造さんでは県や大学とのプロジェクトで、この焼酎カスの有効活用に取り組んだことがあります。
もろみファイバーからビスケットを自社製造
その結果生まれたのが焼酎もろみのビスケット「ちび棒」です。
蒸留する前の焼酎もろみを固形物と液体に分け、その液体は蒸留して焼酎に、固形物=もろみファイバーをビスケットに利用したというもの。もろみファイバーは生のさつまいもに比べ食物繊維が7倍、他ミネラルなども豊富に含まれています。
西酒造さんが自社製造するこの「ちび棒」、どこか懐かしい味、サクサク・ポリポリと軽い触感のスティック状ビスケットです。
この他、西酒造さんでは焼酎カスを飼料として提供するなど、廃棄物を出さない工夫にトータルで取り組んでいます。
※かご市納入事業者対象アンケート回答結果より(2021.10実施)
●かごしま特産品研究所について
鹿児島県商工会連合会が運営する店舗「かご市」で、県内特産品を深く知り”おいしく楽しく”盛り上げる調査・研究・発信を行うチーム。
①特産品のトレンドや利用方法の調査・研究
②特産品の特長や購入者の調査・研究
③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究
所長:山崎道夫(かごしま特産品市場・かご市支配人)
主席研究員:鳥丸亮(鹿児島県商工会連合会)
研究員:中島秋津子(株式会社STUDIO K)
研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)
●本件のお問合わせ先
かごしま特産品市場「かご市」、及び同研究所に関わるお問い合わせは下記にて承ります。
研究員 中島秋津子(スタジオK内)
HPから:スタジオK問い合わせ窓口より
お電話で:099-203-0477
※月~金9:00~18:00
2月=海苔月間!…は言い過ぎ!?ではない。
のりの話題が続く2月のレポートです。
2月6日「海苔の日」は全国海苔貝類漁業協同組合連合会が定めた記念日ではありますが、それ以外にも2月を海苔月間と呼びたくなる理由があります。
①2月は鹿児島の特産品でもある「あおさ」の新物も店頭に並び始め。
②2月3日の節分で恵方巻の板海苔の残りをどうしようと気になる時期。
③さらにお歳暮でいただいた海苔佃煮の残りも気になる頃・・・。
と、とかく家庭内の海苔商品在庫が増えるのが2月です。
そこで海苔の消費動向や県内での生産状況、海苔・あおさ活用メニューをレポートします。
干しのりは簡単調理の名脇役!?
○海苔・あおさ等のなかで干しのりの消費動向を家計消費で調べると、この5年間、増加傾向です。
○最新データの2020年では年間3103円。
〇「干しのり」の定義としては、缶入・瓶入含む「焼のり、味付のり、青のり、もみのり、粉のり」であり、生のり、お茶漬けのりは含みません。
○調理不要でそのまま食べられること、海苔弁やたこ焼きやお好み焼きなど家庭内でのホットプレート調理など、自宅で簡単に食べたいというニーズに合致した使われているのではないかと推測します。
全国的に希少なアサクサノリ養殖は出水市+長島町で!
○いわゆる「海苔」の原料としては、養殖のアサクサノリやスサビノリという海藻が使われています。
○流通する多くの海苔はスサビノリで作られていますが、鹿児島では全国的にも希少とされるアサクサノリを養殖している点が特徴です。
○アサクサノリのほうがスサビノリより養殖が難しいため希少種となっていますが、柔らかく旨みや甘みが強いと熱心なファンがいるのは、アサクサノリ。
○県全体では8つの養殖業者(経営体)があります。
あおさ養殖に取り組むのは102養殖業者
○ヒトエグサと呼ばれる海藻から作られているのが「あおさ」です。
○鹿児島県では、鹿児島市・指宿市・姶良市・霧島市という錦江湾沿い、長島町、天城町で養殖されおり、102養殖業者で取り組まれています。
恵方巻の板海苔が残っちゃった。
新物のあおさ買った!お味噌汁以外は何に使えるの?
お歳暮でいただいた海苔の佃煮、ごはんのおともだけ?
鹿児島が誇る海苔やあおさ、そして海苔佃煮を飽きずに楽しく食べられるおすすめメニューをご紹介します。
【海苔ピザ】
①ピザ台に海苔佃煮を塗る。②その上に、たまねぎスライス・ピザ用チーズ・一口大にカットした海苔をのせる。③トースターでチーズに焼き目がつくまで焼く。
♪海苔もチーズもたっぷりめが美味。たまねぎスライスのしゃき感がアクセント。
【海苔チーズ】
①板海苔を4つに切る。②スライスチーズと交互に重ねる。③海苔とチーズが張り付くまでなじませてから一口大にカット。
♪海苔とチーズの間に、わさび醤油・塩・ごま油などを塗るとお酒に合う味に。
【海苔アボカド】
①アボカドの皮と種をとり一口大にカット。②海苔は手で一口大にカット。③ボウルに①②を入れ塩または醤油、ごま・ごま油で味付けし和える。
♪アボカドのねっとり感と海苔の香ばしさが好相性。
【バター海苔パン】
①バゲットや食パンの上に厚めにバターを塗る。②その上に海苔佃煮を乗せトースター等で焼く。♪バターの塩気と佃煮の甘さの「甘じょっぱ」味。
♪バターは厚め、しっかり目にのほうが美味しい。
【豚しゃぶあおさ和え】
①しゃぶしゃぶ葉豚肉をカットしさっと茹で水気を切る。②あおさひと片を水でもどす。③ボウルに①と絞った②を入れ醤油で味付けしごま油を回しかける。
♪豚肉以外では、鳥のささみ、もも肉などを割いて使ってもOK。
●かごしま特産品研究所について
鹿児島県商工会連合会が運営する店舗「かご市」で、県内特産品を深く知り”おいしく楽しく”盛り上げる調査・研究・発信を行うチーム。
①特産品のトレンドや利用方法の調査・研究
②特産品の特長や購入者の調査・研究
③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究
所長:山崎道夫(かごしま特産品市場・かご市支配人)
主席研究員:鳥丸亮(鹿児島県商工会連合会)
研究員:中島秋津子(株式会社STUDIO K)
研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)
●本件のお問合わせ先
かごしま特産品市場「かご市」、及び同研究所に関わるお問い合わせは下記にて承ります。
研究員 中島秋津子(スタジオK内)
HPから:スタジオK問い合わせ窓口より
お電話で:099-203-0477
※月~金9:00~18:00
サクサク食べる! 米麹と水だけ! 火入れしてない生!
個性さまざま、かごしまの地甘酒
一年じゅうで最も寒さの厳しい15日間といわれる「大寒」は二十四節気のひとつ。今年の大寒の日は1月20日で、大寒の日は「甘酒の日」でもあります。
豊富なアミノ酸やビタミン類から「食べる点滴」として2017年大ブームになった甘酒ですが、発酵食品ブームにのり、美容や健康の観点から、拡大した市場は免疫力アップの面でも支持され、ほぼそのまま継続されているようです。
かご市では鹿児島県内で製造された各種甘酒商品を取りそろえており、特に冬場は売れ行き好調な時期となっています。
1:歴史に見る甘酒~鹿児島の行事にも欠かせない甘酒
2:甘酒トピックス
3:メイドイン鹿児島の甘酒
4:好みの甘酒の見つけ方
甘酒の歴史を調べると、『日本の食文化史年表』(吉川弘文館)に
717年(養老元年)12.22美濃、立春の明け方に当耆郡(たぎぐん)の醴泉(れいせん)をくみ、醴酒(あまざけ)用に京都に貢進するよう命じられる~『続日本紀』
※当耆郡:岐阜県美濃国にあった郡 ※醴:さけ、あまざけ、うまい水、あまい水の意
と古くから飲用されていた記録が多く残っています。近代では今も東京の神田明神前で営業を続ける甘酒屋「天野屋」について下記の記載があります。
1846年(弘化3年)江戸神田明神前にて、甘酒屋天野屋開業
江戸時代には甘酒が一般化し飲用に加えて料理やまんじゅうにも活用されるなど用途が広がっていきました。江戸時代初期までは夏場の栄養摂取飲料(夏バテ防止)という用い方がメインだったものが、江戸中期になると主に冬場に売られるようになり、年中用いられるようになりました。
「甘酒は、豊作祝いのほぜ祭りにつきもので…」
「高隈では旧九月九日に秋祭りをする。この日どりは地域により異なる。甘酒や赤飯をたくさんつくり、豊かな収穫に感謝して仏様や神様に供える」
という記述が『聞き書 鹿児島の食事』(農山漁村文化協会)に見られ、ここ鹿児島においても暮らしに密接な飲み物だったことがわかります。
1)発酵商品としての甘酒
発酵食品というと「納豆・味噌・ヨーグルト」等を思い浮かべる人が多いのですが、実は甘酒も発酵食品。腸の調子を整える「腸活」として甘酒を召し上がる方も多いようです。
2)米麹甘酒と酒粕甘酒
甘酒の原料には大きく「米麹」と「酒粕」の2種類があります。
米麹甘酒:ノンアルコール・砂糖不使用
→米麹等にお湯を加え麹菌の働きが活発になる60度前後を保つことで、米のデンプンが分解されブドウ糖やオリゴ糖となり、それが自然な甘みとなります。
酒粕甘酒:アルコールが残る、甘みを加える
→日本酒の搾りかす酒粕を水で割り甘みをつけて作るので独特の深いコクと香りがあります。
3)飲む点滴と言われるのは米麹甘酒
2017年の甘酒ブームのときには「飲む点滴」と呼ばれ、年配者の栄養摂取にも適するとされた甘酒は米麹甘酒です。酒粕甘酒が苦手な人も米麹甘酒は好きな人もあり、まずは一度お試しください。飲まず嫌いから脱出できるはず!?
4)調味料としての甘酒
自然な甘さや発酵食品という点が評価され、自然派の調味料として使う人も増えているようです。甘酒を使うと自然な甘みと同時にとろみも加わるので、煮物にするとタレがとろっと馴染んだり、肉や魚を漬け込むと柔らかく仕上がる、スイーツの砂糖代わりなる点がその理由のようです。
鹿児島でも甘酒は作られており、ローカルブランドの甘酒として親しまれています。かご市でも毎週のように購入される方もあり根強い人気を実感。1000年以上前からある甘酒ですが、2017年のブームで再度光があたり、今はすっかり定着している様子がうかがえます。全国的にも各地の食品製造メーカー、味噌・日本酒・焼酎メーカーがローカルブランドの甘酒を作っています。
○注目ポイント1:米粒感
【米粒感有り】①あまざけ、②猩々農園がつくったあまざけ
【米粒感無し】④家族の甘酒、⑤生甘酒
同じ甘酒でも米粒感が商品により異なります。
米粒感が好きな方は①②、
米粒感が無いほうをお好みの方は④⑤がおすすめになります。
→④はさらさら、⑤は米粒感はないながらクリームポテトのようにどろっとしています。
○注目ポイント2:作り手
同じドリンクタイプの②「猩々農園が作ったあまざけ」と⑤「家族の甘酒」ですが、
②猩々農園:米農家
④西酒造:焼酎メーカー
とそれぞれベースとなる事業が異なります。だからなのか、甘酒もその特徴が反映され、②猩々農園の甘酒はもち米の米粒感が少し残り米のうまさが感じられ、④西酒造の家族の甘酒は米麹と水だけで作られており麹の香りが際立つドリンクになっています。
○注目ポイント3:携帯しやすさ
【携帯しやすい・毎日定量1本】②猩々農園がつくったあまざけ、③食べる甘酒さつまの雪、④家族の甘酒
【家利用に適・甘味料として料理にも】①あま酒(はつゆき屋)、⑤生甘酒
2017年の甘酒ブーム以降、発酵食品への注目もあって甘酒を飲用する人は増えており、市場規模もブーム以前の数倍と言われています。
その結果、家だけでなく仕事場でも甘酒を飲む人、毎日1本健康のため飲む人も増えてきました。少量パックの飲み切りサイズは日々の健康習慣に取り入れやすく、最近増えている形態です。
使い方によって商品パッケージの形状やストレート/濃縮を選んでください。
●かごしま特産品研究所について
鹿児島県商工会連合会が運営する店舗「かご市」で、県内特産品を深く知り”おいしく楽しく”盛り上げる調査・研究・発信を行うチーム。
①特産品のトレンドや利用方法の調査・研究
②特産品の特長や購入者の調査・研究
③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究
所長:山崎道夫(かごしま特産品市場・かご市支配人)
主席研究員:鳥丸亮(鹿児島県商工会連合会)
研究員:中島秋津子(株式会社STUDIO K)
研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)
●本件のお問合わせ先
かごしま特産品市場「かご市」、及び同研究所に関わるお問い合わせは下記にて承ります。
研究員 中島秋津子(スタジオK内)
HPから:スタジオK問い合わせ窓口より
お電話で:099-203-0477
※月~金9:00~18:00
いつもかごしま特産品市場 かご市をご愛顧いただき、ありがとうございます。
本日は年末年始の営業についてご案内させていただきます。
当店の本年の営業は31日(金)16:00まで、初商いは1月2日からとなっております。
【年末・年始の営業スケジュール】
12月31日(金):〜16:00まで
1月1日(土):店休日
1月2日(日):初商い
本年中の御愛顧に心よりお礼申し上げますと共に、来年も引き続きお力添えいただきますようお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください。