トピックス

特産品研究レポート⑦大寒の日1/20は甘酒の日免疫力アップに発酵飲料[かごしま甘酒] を発表しました

サクサク食べる! 米麹と水だけ! 火入れしてない生!
個性さまざま、かごしまの地甘酒

一年じゅうで最も寒さの厳しい15日間といわれる「大寒」は二十四節気のひとつ。今年の大寒の日は1月20日で、大寒の日は「甘酒の日」でもあります。

豊富なアミノ酸やビタミン類から「食べる点滴」として2017年大ブームになった甘酒ですが、発酵食品ブームにのり、美容や健康の観点から、拡大した市場は免疫力アップの面でも支持され、ほぼそのまま継続されているようです。

かご市では鹿児島県内で製造された各種甘酒商品を取りそろえており、特に冬場は売れ行き好調な時期となっています。

0:かごしま甘酒レポート 目次

1:歴史に見る甘酒~鹿児島の行事にも欠かせない甘酒
2:甘酒トピックス
3:メイドイン鹿児島の甘酒
4:好みの甘酒の見つけ方

1:歴史に見る甘酒~鹿児島の行事にも欠かせない甘酒

甘酒の歴史を調べると、『日本の食文化史年表』(吉川弘文館)に

717年(養老元年)12.22美濃、立春の明け方に当耆郡(たぎぐん)の醴泉(れいせん)をくみ、醴酒(あまざけ)用に京都に貢進するよう命じられる~『続日本紀』
※当耆郡:岐阜県美濃国にあった郡   ※醴:さけ、あまざけ、うまい水、あまい水の意

と古くから飲用されていた記録が多く残っています。近代では今も東京の神田明神前で営業を続ける甘酒屋「天野屋」について下記の記載があります。

1846年(弘化3年)江戸神田明神前にて、甘酒屋天野屋開業

江戸時代には甘酒が一般化し飲用に加えて料理やまんじゅうにも活用されるなど用途が広がっていきました。江戸時代初期までは夏場の栄養摂取飲料(夏バテ防止)という用い方がメインだったものが、江戸中期になると主に冬場に売られるようになり、年中用いられるようになりました。

「甘酒は、豊作祝いのほぜ祭りにつきもので…」
「高隈では旧九月九日に秋祭りをする。この日どりは地域により異なる。甘酒や赤飯をたくさんつくり、豊かな収穫に感謝して仏様や神様に供える」

という記述が『聞き書 鹿児島の食事』(農山漁村文化協会)に見られ、ここ鹿児島においても暮らしに密接な飲み物だったことがわかります。

2:甘酒トピックス

1)発酵商品としての甘酒
発酵食品というと「納豆・味噌・ヨーグルト」等を思い浮かべる人が多いのですが、実は甘酒も発酵食品。腸の調子を整える「腸活」として甘酒を召し上がる方も多いようです。

2)米麹甘酒と酒粕甘酒
甘酒の原料には大きく「米麹」と「酒粕」の2種類があります。
米麹甘酒:ノンアルコール・砂糖不使用
→米麹等にお湯を加え麹菌の働きが活発になる60度前後を保つことで、米のデンプンが分解されブドウ糖やオリゴ糖となり、それが自然な甘みとなります。
酒粕甘酒:アルコールが残る、甘みを加える
→日本酒の搾りかす酒粕を水で割り甘みをつけて作るので独特の深いコクと香りがあります。

3)飲む点滴と言われるのは米麹甘酒
2017年の甘酒ブームのときには「飲む点滴」と呼ばれ、年配者の栄養摂取にも適するとされた甘酒は米麹甘酒です。酒粕甘酒が苦手な人も米麹甘酒は好きな人もあり、まずは一度お試しください。飲まず嫌いから脱出できるはず!?

4)調味料としての甘酒
自然な甘さや発酵食品という点が評価され、自然派の調味料として使う人も増えているようです。甘酒を使うと自然な甘みと同時にとろみも加わるので、煮物にするとタレがとろっと馴染んだり、肉や魚を漬け込むと柔らかく仕上がる、スイーツの砂糖代わりなる点がその理由のようです。

3:メイドイン鹿児島の「かごしま甘酒」

鹿児島でも甘酒は作られており、ローカルブランドの甘酒として親しまれています。かご市でも毎週のように購入される方もあり根強い人気を実感。1000年以上前からある甘酒ですが、2017年のブームで再度光があたり、今はすっかり定着している様子がうかがえます。全国的にも各地の食品製造メーカー、味噌・日本酒・焼酎メーカーがローカルブランドの甘酒を作っています。

4:好みの甘酒の見つけ方

○注目ポイント1:米粒感

【米粒感有り】①あまざけ、②猩々農園がつくったあまざけ
【米粒感無し】④家族の甘酒、⑤生甘酒

同じ甘酒でも米粒感が商品により異なります。
米粒感が好きな方は①②、
米粒感が無いほうをお好みの方は④⑤がおすすめになります。
→④はさらさら、⑤は米粒感はないながらクリームポテトのようにどろっとしています。

○注目ポイント2:作り手

同じドリンクタイプの②「猩々農園が作ったあまざけ」と⑤「家族の甘酒」ですが、
②猩々農園:米農家
④西酒造:焼酎メーカー
とそれぞれベースとなる事業が異なります。だからなのか、甘酒もその特徴が反映され、②猩々農園の甘酒はもち米の米粒感が少し残り米のうまさが感じられ、④西酒造の家族の甘酒は米麹と水だけで作られており麹の香りが際立つドリンクになっています。

○注目ポイント3:携帯しやすさ

【携帯しやすい・毎日定量1本】②猩々農園がつくったあまざけ、③食べる甘酒さつまの雪、④家族の甘酒
【家利用に適・甘味料として料理にも】①あま酒(はつゆき屋)、⑤生甘酒

2017年の甘酒ブーム以降、発酵食品への注目もあって甘酒を飲用する人は増えており、市場規模もブーム以前の数倍と言われています。

その結果、家だけでなく仕事場でも甘酒を飲む人、毎日1本健康のため飲む人も増えてきました。少量パックの飲み切りサイズは日々の健康習慣に取り入れやすく、最近増えている形態です。

使い方によって商品パッケージの形状やストレート/濃縮を選んでください。

●かごしま特産品研究所について

鹿児島県商工会連合会が運営する店舗「かご市」で、県内特産品を深く知り”おいしく楽しく”盛り上げる調査・研究・発信を行うチーム。

 ①特産品のトレンドや利用方法の調査・研究
 ②特産品の特長や購入者の調査・研究
 ③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究

所長:山崎道夫(かごしま特産品市場・かご市支配人)
主席研究員:鳥丸亮(鹿児島県商工会連合会)
研究員:中島秋津子(株式会社STUDIO K)
研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)

●本件のお問合わせ先

かごしま特産品市場「かご市」、及び同研究所に関わるお問い合わせは下記にて承ります。 
研究員 中島秋津子(スタジオK内)
HPから:スタジオK問い合わせ窓口より
お電話で:099-203-0477
※月~金9:00~18:00

かごしま特産品研究所

年末年始の営業のお知らせ

いつもかごしま特産品市場 かご市をご愛顧いただき、ありがとうございます。
本日は年末年始の営業についてご案内させていただきます。

当店の本年の営業は31日(金)16:00まで、初商いは1月2日からとなっております。

【年末・年始の営業スケジュール】
12月31日(金):〜16:00まで
1月1日(土):店休日
1月2日(日):初商い

本年中の御愛顧に心よりお礼申し上げますと共に、来年も引き続きお力添えいただきますようお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください。

特産品研究レポート⑥鹿児島特産品ランキング2021@かご市を発表しました

キーワードは「代わり消費」&「うち食消費」、県外発送は3割増

2021年も残すところ数週間となりました。そこで、かごしま特産品市場「かご市」の今年の売れ筋上位ランキングを発表いたします。

ランキングのベスト20に入る商品は、左地図のように離島を含めた鹿児島県全域で作られており、県内各地の味が楽しまれていることがわかります。

またコロナ禍ならではの影響も見られ、今年の県内特産品事情がわかる結果となりました。

2年ぶりの帰省をされる方、また遠くに住む方への送りものをされる方の、お土産選びのヒントにしていただけたら幸いです。

鹿児島特産品年間ランキング@かご市

0:かご市の年間ランキングレポート目次

1:2021年かご市人気特産品ベスト20
2:売行ランキングから見る今年のトレンド
・マスクは下火(前年より7割減)
・外食が減った結果軒並みアップしたもの
・お店に行く代わりにご当地袋ラーメン
・ベスト10入り新商品は2商品
・調味料が販売増、家庭での調理にこだわり
・県外の人への発送が3割増、送る特産品

1:2021年かご市年間ベスト20

鹿児島特産品年間ランキング@かご市

鹿児島特産品年間ランキング@かご市

2:売行ランキングから見る今年のキーワード

鹿児島特産品年間ランキング@かご市/

【Topics1】大島紬マスクは下火(前年より7割減)

ランキング19位:紬マスク

・2020年はコロナ禍により品不足となったマスクですが今年度は品不足も解消し、大島紬マスクを欲しがるこだわり派の人にも行き渡った結果7割減。
・現在はそのリピーターの方たちに定着してお買い求めいただいている状況です。

【Topics2】外食が減った結果、家庭の食事向け商品が軒並みアップ

鹿児島特産品ランキング@かご市

ランキング2位:ラ・エスプリ生ドレッシング
ランキング11位:赤鶏さつまハラミ炭火焼
ランキング13位:焼豚スライス
ランキング18位:サラミ風蒲鉾チーズ魚っち

・ドレッシングや炭火焼き、焼豚、洋風蒲鉾など、家での食事に関わるものが売上を伸ばしています。
・特にランキング11位赤鶏さつまハラミ炭火焼はコロナ前の22倍と大幅増、居酒屋の人気メニュー「鶏の炭火焼き」ですが外食が難しい時期には食べられないと、家飲み需要が後押ししたと思われます。
・また帰省できない人への仕送り便でも、外出できない時期の簡便な家庭内食として利用いただきました。

【Topics3】お店に行く代わりに自宅で楽しむご当地袋ラーメン

ランキング6位:鹿児島ラーメン豚とろ(コロナ前の対前々年+7%)
ランキング12位:ざぼんラーメン(同+22%)
ランキング14位:ラーメン小金太(同+9%)

・地元人気ラーメン店の生中華麺タイプの袋ラーメンがコロナ前よりも販売好調で推移しています。
・袋ラーメンは地元の人はもとより観光客にも人気のお土産アイテムです。
・観光客数が減っているにも関わらず売れ行き好調なのは地元鹿児島の方がラーメン店に行く代わりに家庭で利用するとともに、県外に住む人に送っていることが背景にあります。
・ご当地袋ラーメンはジャンル全体で見ても、コロナ前の2019年より25%の販売増です。

【Topics4】ベスト10入り新商品は2商品は「身近な場所で買いたい」

鹿児島特産品年間ランキング@かご市

ランキング4位:加治木まんじゅう(5個入)
ランキング7位:両棒餅

・2商品とも2021年2月に販売開始。
・鹿児島の人に愛される2品ですが、磯や加治木に行かなくても買える利便性とリピーターが多いその美味しさからいきなりベスト10入りしました。
・コロナ禍で外出が控え気味だったこと、家庭にいる時間が長かったことも売れ行き好調の理由です。

【Topics5】調味料が販売増、家庭での調理にもこだわりが。

鹿児島特産品年間ランキング@かご市

・コロナ禍で家庭内調理が増え、県内で生産されるこだわりの調味料の売行きが好調です。
・観光客による購入比率が高い醤油・酢はマイナスですが他調味料は軒並みプラス。
・外食減で家庭での調理に変化をつけたり、こだわりある調味料を使おうとする傾向が読み取れます。

【Topics6】県外への発送が3割増、送る特産品

鹿児島特産品年間ランキング@かご市

・かご市では店舗からそのまま宅配便で発送可能、その利用状況が今年2021年3割増となっています。
・帰省が減った年明けから、コロナ禍も2年目となり、遠くに住む人と直接会う代わりに、特産品に心を込めて発送されているようです。

3:かごしま特産品研究所について

鹿児島県商工会連合会が運営する店舗「かご市」で、県内特産品を深く知り”おいしく楽しく”盛り上げる調査・研究・発信を行うチーム。

 ①特産品のトレンドや利用方法の調査・研究
 ②特産品の特長や購入者の調査・研究
 ③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究

所長:山崎道夫(かごしま特産品市場・かご市支配人)
主席研究員:鳥丸亮(鹿児島県商工会連合会)
研究員:中島秋津子(株式会社STUDIO K
研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)

4:本件のお問合わせ先

かごしま特産品市場「かご市」、及び同研究所に関わるお問い合わせは下記にて承ります。 
研究員 中島秋津子(スタジオK内)
HPから:スタジオK問い合わせ窓口より
お電話で:099-203-0477
※月~金9:00~18:00

/かごしま特産品研究所

今年のお歳暮はお決まりですか?【かご市の冬ギフト特集のご案内】

皆さん、早いもので今年も残すところあと一ヶ月となりました。
今年1年お世話になったあの方へ、お歳暮はお決まりですか?
かごしま特産品市場「かご市ネットショップ」では人気のギフト特集を公開中です!

鹿児島らしい逸品に感謝の気持ちを込めて、贈り物をしませんか?
かご市の今年の年内発送受付は12月27日(月)まで。
年末は配送が立て込む可能性もございますのでお早めにお願いいたします。

特産品研究レポート⑤「鰹節を買うのは12月が最多」を発表しました

出汁はもちろん、食べる鰹節へも多様化する鰹節商品

今回は「鰹節の日」、そして「和食の日」でもある11月24日(いいふし)に合わせ「鰹節」について調査しました。

ゆるやかに生産量が減少する中、少量化や簡便化、食材化を図ることで今の暮らしで利用しやすい形へ多様化をとげている姿が見えてきました。

同時に、郷土の食材の1つ、なまり節は生産量が半減、かご市としても何かできることを…と考え下記フェアを計画しました。

かご市の鰹節フェア

期間:11/24㈬~12/23㈭
場所:天文館かご市店内
内容:かつお節関連商品の販売、なまり節に関する情報発信

0:かご市の鰹節研究レポート目次

1:鰹節を一番買うのは12月
2:鹿児島は鰹節生産№1・シェア75%
3:なまり節の生産量が半減
4:ネットで「鰹節」を検索する人は増加中
5:産地の取り組み例~漫画に登場した指宿鰹節
6:「簡便少量化」と「食べる鰹節化」へ
7:かごしま特産品研究所について
8:お問合わせ先

1:鰹節を一番買うのは12月

○そもそも鰹節はいつ、どんな理由で買うのか…を調べました。

○家計調査によると、鰹節の購入が年間でもっとも多いのは12月となっています。

冬季の鍋・おでんニーズに加え、お雑煮や煮物など出汁を多用するお節・正月料理に向けた購入と想定されます。

※参考:「出汁」というキーワードの検索数は年間で年末時が最多であり、出汁取り用の鰹節購入とひもづけられそうです。

【1世帯当たりの月別支出金額】
(二人以上の世帯、全国、令和2年)(単位:円)、総務省「家計調査」より

鰹節購入金額月次推移グラフ

2:鹿児島は鰹節生産№1・シェア75%

○「鹿児島は鰹節生産№1」と聞きますが、実際のシェアを調べてみました。

鹿児島県は№1の鰹節生産量を誇り、シェア75%となっています(2018年漁業センサスより)。

○鹿児島・静岡に2県で鰹節の99%を生産しており、
・鹿児島県枕崎市
・鹿児島県指宿市
・静岡県焼津市
が3大生産地です。出汁として和食や日々の食卓を底支えしていることになります。

3:なまり節の生産量が半減

○味噌醤油などは中長期で見るとゆるやかな減少傾向にあるものが多いのですが、鰹節の生産量について調べました。

○右図の中で特筆すべきはなまり節です。

/

なまり節は主に静岡と鹿児島で生産されていますが、生産量は大きく減少、この10年で46%と半減しています。

○なまり節は鰹節と比べ、
・元々生産者自体が少ない
・家族経営的な事業者
という話もあり、消費量の観点と、高齢化による廃業などの可能性もあるのではないかと想定しています。

【生産量推移(全国)】
2011年を100としたときの生産量比率推移。農林水産省「水産物流通統計年報/品目別水産加工品生産量累年統計」より

4:ネットで「鰹節」を検索する人は増加中

○何かを知りたい・買いたいなど行動に結びつきやすいと言われるネットの検索ワードとしての鰹節を調べました。

2011~2020年の10年間、検索数は上昇トレンドにあり、生産量の減少とは異なり、鰹節に関する情報入手意欲は高まっていると言えそうです。

【鰹節というキーワードの検索数推移】
検索数最多時を100としたときの相対値推移。Google トレンドより

5:産地の取り組み例~漫画に登場した指宿鰹節

○上記のような情報ニーズに対して、産地でどんな取り組みがなされているかを調べました。

○たとえば、指宿鰹節は山川水産加工業協同組合(鹿児島県指宿市山川新栄町9番地、25社加盟)が持つ登録商標で、令和2年2月「地域団体商標」として特許庁より認定、鰹節ブランドの育成を図っています。

○指宿鰹節は和食の料理人などプロに重用される最高級品「本枯れ節本節」で全国シェアの7割を生産していますが、一般消費者からの認知度を高めるため、上記の商標登録や地域団体商標としての取組を行うほか、都市圏消費地での体験プログラムの実施や情報発信に取り組んでいます。

○その1つとして鰹節の魅力を発信するアンバサダーを任命、そのうちの1人、漫画家のきくち正太氏が、指宿鰹節のことを料理エッセイ漫画『あたりまえのぜひたく』(幻冬舎コミックス 、2021/8/30刊)で取り上げています。

6:「簡便少量化」と「食べる鰹節化」へ

○家庭で使われる鰹節商品の在り方から現在の鰹節の利用トレンドを調べました。

○大きな流れとして「簡便化・少量化」が見られます。

○さらに、用途により3つに分けられることがわかりました。
 A出汁取り(右下の「液体調味料」へ):コロナ禍の家庭内調理増で利用増
 Bトッピング(少量パックへ):おひたし、和え物、たこ焼き、お好み焼き、チャーハン等
 C食べる鰹節:鰹節を「旨味と具材の両使い」するのが基本パターン

○「③食べる鰹節」は茶節セットやごはんのおとも、ラーメンやアヒージョなどの商品も誕生、かご市での取扱も増えています。

7:かごしま特産品研究所について

鹿児島県商工会連合会が運営する店舗「かご市」で、県内特産品を深く知り”おいしく楽しく”盛り上げる調査・研究・発信を行うチーム。

 ①特産品のトレンドや利用方法の調査・研究
 ②特産品の特長や購入者の調査・研究
 ③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究

所長:山崎道夫(かごしま特産品市場・かご市支配人)
主席研究員:鳥丸亮(鹿児島県商工会連合会)
研究員:中島秋津子(株式会社STUDIO K)
研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)

8:本件のお問合わせ先

かごしま特産品市場「かご市」、及び同研究所に関わるお問い合わせは下記にて承ります。 
研究員 中島秋津子(スタジオK内)
HPから:スタジオK問い合わせ窓口より
お電話で:099-203-0477
※月~金9:00~18:00

/かごしま特産品研究所

特産品研究レポート④11月22日いい夫婦の日にちなんだ「地域の味を守る人」を発表しました

夫婦で守る・夫婦で生み出す鹿児島の特産品 3組の夫婦へのインタビュー

「かごしま特産品研究所」(鹿児島県商工会連合会運営)は「いい夫婦の日」である11月22日に合わせ、鹿児島の特産品を生み出す方たちの中から、ご夫婦で取り組んでいらっしゃる3組へのインタビューをお届けします。

日本の会社の99.7%は中小企業と言われますが、そのうち家業として代々、地域の事業・商売・雇用を守っている会社が多く存在します。そこで、ご夫婦で協力しながら役割分担しながら、鹿児島の味を作る人たちにスポットを当て、特産品が生み出される背景に着目した内容です。

▶11/22「いい夫婦の日」に合わせ、また鹿児島の味や特産品、地域振興に関わる特集などで、ぜひお問合せ・ご取材ください。

※お問い合わせ先は一番下に記載。

0:鹿児島の味をうみだすいい夫婦インタビュー目次

1:創業135年、郷土菓子の味を守る”いい夫婦”→からいも飴の冨士屋製菓㈲(大崎町)
2:二人の得意を活かして人気商品を育てる”いい夫婦”→ドイツ製法ソーセージ工房カルスコ㈱(鹿児島市)
3:自社農園を100%有機栽培に転換した”いい夫婦”→緑茶、紅茶等を有機栽培する鶴田製茶(鹿屋市)
4:かごしま特産品研究所について
5:本件のお問合わせ先

1:創業135年、郷土菓子の味を守るいい夫婦

「からいも飴はやっぱい、冨士屋あめでーす!」
のCMでおなじみの冨士屋製菓。
135年という長い歴史をもつ会社が大切にするのは「伝統」。

●事業者情報
社名:冨士屋製菓㈲
創業:明治19年(1886年)
住所:曽於郡大崎町假宿1194
電話:099-476-0067
事業内容:からいも飴をはじめとした飴類の製造・卸

●ご夫婦情報
小野 卓也:代表取締役
小野 まゆみ:取締役常務
・平成4年(1992年)に結婚、29年目

結婚後、二人でUターン

お二人が結婚されたのは平成4年。その時は横浜に住み食品問屋に勤務されていました。

「そろそろ後を継がないといけないかな…という雰囲気を感じ」、平成11年に鹿児島県大崎町にUターン、家業である冨士屋製菓に入社されました。

小野社長は営業担当として、小野常務は事務や製造担当として業務に従事、社長に就任されたのは平成22年です。

立ち位置や得意が違うから

ー同じ会社で仕事をして良いことは?
社長「何かを判断するときも、自分はスーパー、常務はお土産店などよく知っている分野が違うので、意見を出し合って商品が変わっていきます」

ーどんな風に意見を言うんですか?
常務「けっこうはっきり言います(笑」
社長「常務は作ること、自分は売ることと立ち位置が違うのもいい」
常務「意見がぶつかると家までひきずることもありますが…」

伝統を大切に…平安時代からの製法

ー大切にしていることはなんですか?
社長「伝統です。“からいも飴は冨士屋あめでーす”とCMで言ってますが、からいも飴は鹿児島の郷土菓子。うちの会社が勝手に変えていいものではない。平安時代から伝わる製法、そこはきっちり守らないといけないですよね」
社長「80才のおばあちゃんやブラジルからもお手紙をいただくんです」
常務「母が昔作ってくれたとか、近所のお菓子屋で買ってたとか。懐かしいと…」
社長「自分たちより長い歴史があるから勝手に変えられません」

一番遠い売り場は日本だと北海道。からいも飴は輸出もされていて、中国とアメリカでも販売されているそうです。

伝統を伝える自社ショップを大崎町に

ー今後の夢や目標はなんですか?
常務「お店を出したいんです。商品をぜんぶ集めて、からいも飴の歴史も伝えられるようなお店を、ここ大崎町に。から芋から飴を作っていることを知らない人も多いので伝えていきたい」
ープライベートでは?
社長「仲良く、いつまでも、ですよね」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2:二人の得意を活かして人気商品を育てるいい夫婦

イベントでの催事販売や飲食店のメニューでも人気の
ドイツ製法ハム・ソーセージ工房の「カルスコ」。
お客様が教えてくれた人気商品は「黒豚パンチェッタ」。

●事業者情報
社名:カルスコ㈱
創業:平成23年(2011年)
住所:鹿児島市川上町287-3
電話:099-295-3738
事業内容:ドイツ製法のソーセージ・ハム、
     黒豚パンチェッタ

●ご夫婦情報
肥後 興太郎:代表取締役
肥後 すみれ:営業・事務担当
・平成23年(2012年)に結婚、10年目

父のドイツ研修にはじまる技術

肥後社長の祖父は精肉店を営んでいました。6人兄弟の末っ子だった肥後社長の父が、30数年前にドイツに渡り身につけた加工技術が、今のカルスコの核となっています。

-その時代に外国で学ぶのは珍しかったのでは?
肥後社長「当時幼かった私がアレルギー体質で、添加物を用いない食肉加工技術が高いと聞いたことが、ドイツで学ぶきっかけだったそうです」

そしてカルスコを自身で創業

帰国した肥後社長の父はソーセージ製造業を始めましたが、その後廃業。その時に取引先の方から「復活してほしい」という声が相次ぎ、肥後社長がカルスコを創業。技術は2代目、カルスコという会社は初代=創業者となります。

立ち位置や得意が違うから

-お二人が結婚されたのは約10年前、役割分担は?
すみれさん「二人目の子どもの手が少し離れた4年前から少しづつ関わるように。父と社長が商品製造で、私はもともと百貨店に勤めていたので、営業や販売の外回りと事務という分担です。小さな会社なので皆が何でもやってます」

二人の性格の違いを活かし合って

-お二人で仕事をしていかがですか?
肥後社長「わかってくれるからやりやすいです。もともと仕事をしてた経験があるので」
すみれさん「精神的には理解しやすいですね。仕事と家庭のメリハリがつきにくい所はありますが。それぞれデコボコがあって違うから…」
-どんなふうにデコボコ?
すみれさん「社長はきっちりと慎重、私は考えずにまずは行動、大雑把なところもあります(笑」

商品のことを教えてくれたお客様の声

-人気商品は?
社長「黒豚のパンチェッタですね」
すみれさん「もともとカルスコは業務用がほとんど。小売を始めましたが、商品が多過ぎて何が良いかわからなかった中、お客様たちが『パンチェッタがおいしい』と教えてくれました」
ー今後の夢は?
すみれさん「お店を持ちたいです。カルスコの商品を並べて、お客様と話しながら買っていただけるような」
肥後社長「まだ具体的な計画はないですが、いつかカルスコのお店を持てたらいいなと思います」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

3:自社農園を100%有機栽培に転換したいい夫婦

3代目茶農家がめざしたのは有機栽培。
夢は、子どもたちが安心して茶摘みができる体験農園。
紅茶の本場スリランカでも認めてもらえる高品質の紅茶づくりも目標。

●事業者情報
社名:鶴田製茶(つるだせいちゃ)
創業:昭和35年(1960年)
住所:鹿屋市輝北町下百引750
電話:099-486-1047
事業内容:有機JAS認証の自社農園茶業
     (緑茶、ほうじ茶、紅茶の生産・加工・卸)

●ご夫婦情報
鶴田 秀登:代表
鶴田 真智子:全般サポート、販売等担当
・平成27年(2015年)に結婚、6年目

アメリカ農業視察で有機に転換

祖父と父が始めた茶栽培加工を継いだ3代目。アメリカ農場視察で出会った有機栽培がきっかけで自社農園を有機栽培に転換しました。

-アメリカでは何が印象的でしたか?
代表「オーガニックの農場を視察し、大規模農場で農薬を使わず露地で地べたをはったトマトを見て、支柱を立てなくても作れるんだ!と衝撃を受けました」

-有機転換について先代(代表の父)の反応は?
代表「農業研修生の時に父は他界、有機への転換は自分で考えて自分で決めました。『自身の考えを大切に』という考えをもつ父でしたから、きっと応援してくれたと思います」

立ち位置や得意が違うから

-お二人はいつ結婚されました?
真智子さん「2015年です。大阪で働いていました。結婚を決めた時から鹿児島に行ったらお茶のことをするだろうと。不安より興味がありました。

-実際やってみていかがでしたか?
真智子さん「最初は新しいことばかりで新鮮で。最近は体の疲れも。慣れたからですかね」
代表「今は茶の栽培から加工、販売や営業まで二人で手分けしながらやっています」

暮らしと仕事は“大きなひとつ”

-仕事と家庭の区別がつきにくくありませんか?
真智子さん「確かにちゃんとした休みがないのは最初びっくりしました。いつもすべきことはありますが、落ち着いている時期もあるし、仕事と家庭を分けるというより、“大きなひとつ”みたいな感じです」

夢は体験農園の充実と紅茶の品質追求

-お茶づくりのこだわりは?
代表「農薬や化学肥料を使わない安心なお茶作り。次世代のこども達に残せる場所にしたい」

-夢はなんですか?
真智子さん「茶摘みなど体験農園を以前からやっていますがコロナで縮小。お茶以外の農業体験やホームステイ、お茶販売も含めた体験農園ができたらいいですね」
代表「以前我が家にホームステイしたスリランカ留学生の縁で、家族でスリランカにも行きました。紅茶の本場でうちのお茶をテイスティングしてもらったら、まだ香りが足りないと。それ以来、本場スリランカで認めてもらえる香りの紅茶づくりに取り組んでます。だから品質を上げるために、茶畑も拡大というより縮小を」
真智子さん「有機だし草抜きも大変だから(笑」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

4:かごしま特産品研究所について

鹿児島県商工会連合会が運営する店舗「かご市」で、県内特産品を深く知り”おいしく楽しく”盛り上げる調査・研究・発信を行うチーム。

 ①特産品のトレンドや利用方法の調査・研究
 ②特産品の特長や購入者の調査・研究
 ③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究

所長:山崎道夫(かごしま特産品市場・かご市支配人)
主席研究員:鳥丸亮(鹿児島県商工会連合会)
研究員:中島秋津子(株式会社STUDIO K)
研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

5:本件のお問合わせ先

かごしま特産品市場「かご市」、及び同研究所に関わるお問い合わせは下記にて承ります。 
研究員 中島秋津子(スタジオK内)
HPから:スタジオK問い合わせ窓口より
お電話で:099-203-0477
※月~金9:00~18:00

かごしま特産品研究所

自家菜園栽培バジルソースや鹿児島オリーブオイル商品も登場!11月1日から「チャレンジ商品」を期間限定で販売中!

かご市で11月1日から、湧水町、日置市、姶良市、霧島市から8つのチャレンジ商品が登場!
どの商品も地域商工会がレコメンドする逸品ぞろいです♪


11月1日〜1月31日の期間、かご市で展示販売しておりますので、ぜひチェックをしてみてください。
また、かご市ネットショップでもお買い求めいただけます!

特産品研究レポート③鹿児島の人気餅菓子研究を発表しました

新旧餅菓子! かご市の餅菓子人気ベスト3

鹿児島の餅

「かごしま特産品研究所」(鹿児島県商工会連合会運営)は、「10月10日の“おもちの日”」(全国餅工業協同組合制定)に合わせ「餅菓子商品」について調査しました。

昨今、抹茶やほうじ茶、きなこ味、黒糖・黒蜜味など和風味の菓子やアイスクリームが発売され、話題になるケースが増えるなど、日本らしい食材・風味が注目されています。

そんな中、餅入りのアイスクリームやわらび餅専門店も登場。秋めいてきてお餅も美味しい季節になりました。

かご市店頭アンケートでも「◯◯餅を買いたいから」という来店理由が多く聞かれるなど、根強い人気がある鹿児島の餅菓子事情を調査しました。

▶おもちの日や、郷土菓子などの特集でぜひご取材ください。ご興味をお持ちいただけたらお気軽にお問い合わせください。

※お問い合わせ先は一番下に記載。

0:鹿児島餅菓子研究 目次

1:賞味期限が長く個包装タイプの餅が増加中
2:かご市の餅菓子人気Best3
3:鹿児島の餅、新しさ色々

1:賞味期限が長く個包装タイプが増加中

全国餅工業協同組合の統計によると「生餅」の生産量はこの10年じわりと増加しています。
「生餅」は、「脱酸素剤が封入されている袋入の餅で、賞味期限が概ね半年から1年の物。 現在は個包装された物が主流。」と定義されており、他の食品同様、お餅の世界でも賞味期限が長く個包装で「食べたいときに食べたいだけ食べられる」スタイルのものが好まれていることがわかります。

全国餅工業協同組合「100%お餅ミュージアム」HPより。全国餅工業協同組合の生産数量

餅を使った「和スイーツ、和アイス」はよく知られるところ。お菓子の和風フィリングとして餅が利用された商品が多く見られます。

昨今話題の韓国風かき氷「パッピンス」の定番トッピングにも小さなお餅が使われているようです。

伝統的な食品である餅ですが、新しいスタイルでの利用も進んでいます。

2:かご市の餅菓子人気Best3(2020年4月~2021年3月)~鹿児島に根付く郷土の餅菓子

古くから食べられている餅は、全国各地でその地域の風土文化の中で育まれ、さまざまな食べられ方をしています。鹿児島にもさつまいもといった県産食材を使ったり、祭りなどの地域文化の中で育まれたお餅がありますが、かご市の餅菓子の中の人気ベスト3をご紹介します。

かご市では、県内在住の方には「懐かしい!いつもの味」として、
県外からの観光客の方には「初めてみた!」と鹿児島独特の食への興味から
お買い求めいただいています。

1)与論の伝統餅菓子でよもぎの香りを満喫

与論島産のよもぎを練り込んだ1つ1つ手作りのお餅。無病息災を祈り作られている与論の伝統的な銘菓。旧暦3月3日の磯遊びなどで食されてきたそうです。よもぎがたっぷり練り込まれた「よもぎ餅」は与論島以外でも、県内各地で作られてきました。

商品名:よもぎもち ぷち餅
税込価格:158円
メーカー名:与論奉菓はな(与論町)

2)煎ったお米の香ばしさが人気の秘密

「煎った米の餅」から作るので「いこもち」と呼ばれる鹿児島の郷土菓子。米を煎った香ばしい香りと、もっちりした食感が好まれています。

商品名:いこもち
税込価格:120円
メーカー名:菓子工房クアトロ(薩摩川内市)

3)「天文館で買える」と人気急上昇・両棒餅

集計期間終わりに販売開始したもののBest3入り。今年度は全商品内でも上位入りが確実視される急上昇アイテム。柔らかな餅の食感と甘じょっぱいとろ~りあんが喜ばれています。

商品名:両棒餅
税込価格:300円
メーカー名:竜乃家(鹿児島市)

3:鹿児島の伝統的な餅菓子と新顔の餅菓子

1)鹿児島の伝統的な餅菓子

いこ餅:
もち米をしっかり煎って粉にしたものが主な原料。そこに砂糖湯を入れてこねあげる。煎った米で作る餅であることから「いこもち」と呼ばれる。江戸時代から伝わり祝菓子として食された。白砂糖で作るものと黒砂糖で作るものがある。

高麗餅:
江戸時代に韓国の高麗から連れて来られた陶工たちが作った菓子と言われている。もち米や米粉を主原料とし小豆あんを練って蒸し上げたお菓子。

両棒餅:
武士の脇差になぞらえ、柔らかい餅に竹串2本を刺して、甘いあんをかけたもの。2本の棒を指す中国語の両棒(リャンボウ)が語源とされる。

ふち餅・ふてぃ餅:
春になり野で摘んだよもぎで作る餅。よもぎのことを「ふち」「ふてぃ」と呼ぶ。よもぎを茹で水を絞ったものを、蒸した米といっしょについて作る。

さねん餅:
よもぎ餅や団子をさねん(月桃)の葉で包んだ餅や団子が「さねん餅・さねん団子」として鹿児島県内で作られている。

からいも餅・ねったぼ:
もちをつく時に煮たからいもを練り込んだ餅。ほんのりとした芋の甘さと柔らかさが特徴。小豆あんやきなこをまぶして食べる

2)食べやすい一口サイズの「いこもち」

棹のようかんのような棒状のものから、スライス状にカットされたものが多く見られる「いこもち」の形状ですが、最近ひそかな人気は一口サイズのもの。

パクっと食べやすく、香ばしさが異なる味が一緒に楽しめるのがその理由。仕事中でも食べやすいと、県外でも販売されているそうです。

3)鹿児島産本葛使用の「葛もち」

葛と言えば奈良県の「吉野」が有名ですが、実は鹿児島も一大生産地。本葛を使った「葛もち」のトロンツルンとしたのどごしが特徴。

葛の根のでんぷんで作られた本葛は、葛餅や葛まんじゅうなど和菓子のほか、葛湯や漢方薬でも使われる食材。山上憶良が万葉集に詠んだことが始まりという「秋の七草」にも葛の花があげられています。

4:かごしま特産品研究所について

鹿児島県商工会連合会が運営する店舗「かご市」で、県内特産品を深く知り”おいしく楽しく”盛り上げる調査・研究・発信を行うチーム。

 ①特産品のトレンドや利用方法の調査・研究
 ②特産品の特長や購入者の調査・研究
 ③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究

所長:山崎道夫(かごしま特産品市場・かご市支配人)
主席研究員:鳥丸亮(鹿児島県商工会連合会)
研究員:中島秋津子(株式会社STUDIO K)
研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)

5:本件のお問合せ先

かごしま特産品市場「かご市」、及び同研究所に関わるお問い合わせは下記にて承ります。 
研究員 中島秋津子(スタジオK内)
HPから:スタジオK問い合わせ窓口より
お電話で:099-203-0477
※月~金9:00~18:00

かごしま特産品研究所

KTS鹿児島テレビ 「かごnew」の『自宅で旅気分!離島限定お取り寄せグルメ特集』でご紹介いただきました!

いつもかごしま特産品市場かご市をご愛顧いただき、ありがとうございます!

本日はメディア紹介情報です。

2021年9月28日にKTS鹿児島テレビ で14:45放映の情報番組「かごnew」で『自宅で旅気分!離島限定お取り寄せグルメ特集』として鹿児島の逸品をご紹介させていただきました!

番組でご紹介した以下の商品は店舗はもちろん、かご市ネットショップでもお取り寄せいただきます。

  • きびなごオイル漬け オリーブオイル&バジル
  • アオサラーメン
  • 安納干し芋食べきりサイズ
  • よくろわんど
  • トカラ列島とんこつ(豚軟骨の黒糖煮)
  • 宝島 島バナナコンフィチュール
  • みき
  • リュウキュウイノシシと生姜のキーマカレー
  • サタマメ
  • 徳之島産ココア味加工のやわらかい黒糖

は、かご市店舗またはネットショップでもお買い求めいただけます😊

他にも気になるお取り寄せグルメはかご市ネットショップ “ふるさとから探す” をチェックされてみてください♪

KTS鹿児島テレビ かごnewはこちら

RKB毎日放送 「タダイマ!」の『【お取り寄せ県民メシ】南国かごしまグルメ特集』にかご市が登場!

福岡のRKB毎日放送 夕方の情報番組「タダイマ!」で『【お取り寄せ県民メシ】南国かごしまグルメ特集!』として鹿児島の逸品をご紹介させていただきました😉

ご紹介した

は、かご市店舗またはネットショップでもお買い求めいただけます😊

RKB毎日放送 「タダイマ!」番組ホームページはコチラ!