今年のお歳暮はお決まりですか?【かご市の冬ギフト特集のご案内】
皆さん、早いもので今年も残すところあと一ヶ月となりました。
今年1年お世話になったあの方へ、お歳暮はお決まりですか?
かごしま特産品市場「かご市ネットショップ」では人気のギフト特集を公開中です!

鹿児島らしい逸品に感謝の気持ちを込めて、贈り物をしませんか?
かご市の今年の年内発送受付は12月27日(月)まで。
年末は配送が立て込む可能性もございますのでお早めにお願いいたします。
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年末は配送が立て込む可能性もございますのでお早めにお願いいたします。
出汁はもちろん、食べる鰹節へも多様化する鰹節商品
今回は「鰹節の日」、そして「和食の日」でもある11月24日(いいふし)に合わせ「鰹節」について調査しました。
ゆるやかに生産量が減少する中、少量化や簡便化、食材化を図ることで今の暮らしで利用しやすい形へ多様化をとげている姿が見えてきました。
同時に、郷土の食材の1つ、なまり節は生産量が半減、かご市としても何かできることを…と考え下記フェアを計画しました。
かご市の鰹節フェア
期間:11/24㈬~12/23㈭
場所:天文館かご市店内
内容:かつお節関連商品の販売、なまり節に関する情報発信
1:鰹節を一番買うのは12月
2:鹿児島は鰹節生産№1・シェア75%
3:なまり節の生産量が半減
4:ネットで「鰹節」を検索する人は増加中
5:産地の取り組み例~漫画に登場した指宿鰹節
6:「簡便少量化」と「食べる鰹節化」へ
7:かごしま特産品研究所について
8:お問合わせ先
○そもそも鰹節はいつ、どんな理由で買うのか…を調べました。
○家計調査によると、鰹節の購入が年間でもっとも多いのは12月となっています。
○冬季の鍋・おでんニーズに加え、お雑煮や煮物など出汁を多用するお節・正月料理に向けた購入と想定されます。
※参考:「出汁」というキーワードの検索数は年間で年末時が最多であり、出汁取り用の鰹節購入とひもづけられそうです。
【1世帯当たりの月別支出金額】
(二人以上の世帯、全国、令和2年)(単位:円)、総務省「家計調査」より
○「鹿児島は鰹節生産№1」と聞きますが、実際のシェアを調べてみました。
○鹿児島県は№1の鰹節生産量を誇り、シェア75%となっています(2018年漁業センサスより)。
○鹿児島・静岡に2県で鰹節の99%を生産しており、
・鹿児島県枕崎市
・鹿児島県指宿市
・静岡県焼津市
が3大生産地です。出汁として和食や日々の食卓を底支えしていることになります。
○味噌醤油などは中長期で見るとゆるやかな減少傾向にあるものが多いのですが、鰹節の生産量について調べました。
○右図の中で特筆すべきはなまり節です。
/
○なまり節は主に静岡と鹿児島で生産されていますが、生産量は大きく減少、この10年で46%と半減しています。
○なまり節は鰹節と比べ、
・元々生産者自体が少ない
・家族経営的な事業者
という話もあり、消費量の観点と、高齢化による廃業などの可能性もあるのではないかと想定しています。
【生産量推移(全国)】
2011年を100としたときの生産量比率推移。農林水産省「水産物流通統計年報/品目別水産加工品生産量累年統計」より
○何かを知りたい・買いたいなど行動に結びつきやすいと言われるネットの検索ワードとしての鰹節を調べました。
○2011~2020年の10年間、検索数は上昇トレンドにあり、生産量の減少とは異なり、鰹節に関する情報入手意欲は高まっていると言えそうです。
【鰹節というキーワードの検索数推移】
検索数最多時を100としたときの相対値推移。Google トレンドより
○上記のような情報ニーズに対して、産地でどんな取り組みがなされているかを調べました。
○たとえば、指宿鰹節は山川水産加工業協同組合(鹿児島県指宿市山川新栄町9番地、25社加盟)が持つ登録商標で、令和2年2月「地域団体商標」として特許庁より認定、鰹節ブランドの育成を図っています。
○指宿鰹節は和食の料理人などプロに重用される最高級品「本枯れ節本節」で全国シェアの7割を生産していますが、一般消費者からの認知度を高めるため、上記の商標登録や地域団体商標としての取組を行うほか、都市圏消費地での体験プログラムの実施や情報発信に取り組んでいます。
○その1つとして鰹節の魅力を発信するアンバサダーを任命、そのうちの1人、漫画家のきくち正太氏が、指宿鰹節のことを料理エッセイ漫画『あたりまえのぜひたく』(幻冬舎コミックス 、2021/8/30刊)で取り上げています。
○家庭で使われる鰹節商品の在り方から現在の鰹節の利用トレンドを調べました。
○大きな流れとして「簡便化・少量化」が見られます。
○さらに、用途により3つに分けられることがわかりました。
A出汁取り(右下の「液体調味料」へ):コロナ禍の家庭内調理増で利用増
Bトッピング(少量パックへ):おひたし、和え物、たこ焼き、お好み焼き、チャーハン等
C食べる鰹節:鰹節を「旨味と具材の両使い」するのが基本パターン
○「③食べる鰹節」は茶節セットやごはんのおとも、ラーメンやアヒージョなどの商品も誕生、かご市での取扱も増えています。
鹿児島県商工会連合会が運営する店舗「かご市」で、県内特産品を深く知り”おいしく楽しく”盛り上げる調査・研究・発信を行うチーム。
①特産品のトレンドや利用方法の調査・研究
②特産品の特長や購入者の調査・研究
③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究
所長:山崎道夫(かごしま特産品市場・かご市支配人)
主席研究員:鳥丸亮(鹿児島県商工会連合会)
研究員:中島秋津子(株式会社STUDIO K)
研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)
かごしま特産品市場「かご市」、及び同研究所に関わるお問い合わせは下記にて承ります。
研究員 中島秋津子(スタジオK内)
HPから:スタジオK問い合わせ窓口より
お電話で:099-203-0477
※月~金9:00~18:00
/
「かごしま特産品研究所」(鹿児島県商工会連合会運営)は「いい夫婦の日」である11月22日に合わせ、鹿児島の特産品を生み出す方たちの中から、ご夫婦で取り組んでいらっしゃる3組へのインタビューをお届けします。
日本の会社の99.7%は中小企業と言われますが、そのうち家業として代々、地域の事業・商売・雇用を守っている会社が多く存在します。そこで、ご夫婦で協力しながら役割分担しながら、鹿児島の味を作る人たちにスポットを当て、特産品が生み出される背景に着目した内容です。
▶11/22「いい夫婦の日」に合わせ、また鹿児島の味や特産品、地域振興に関わる特集などで、ぜひお問合せ・ご取材ください。
※お問い合わせ先は一番下に記載。
1:創業135年、郷土菓子の味を守る”いい夫婦”→からいも飴の冨士屋製菓㈲(大崎町)
2:二人の得意を活かして人気商品を育てる”いい夫婦”→ドイツ製法ソーセージ工房カルスコ㈱(鹿児島市)
3:自社農園を100%有機栽培に転換した”いい夫婦”→緑茶、紅茶等を有機栽培する鶴田製茶(鹿屋市)
4:かごしま特産品研究所について
5:本件のお問合わせ先
「からいも飴はやっぱい、冨士屋あめでーす!」
のCMでおなじみの冨士屋製菓。
135年という長い歴史をもつ会社が大切にするのは「伝統」。
●事業者情報
社名:冨士屋製菓㈲
創業:明治19年(1886年)
住所:曽於郡大崎町假宿1194
電話:099-476-0067
事業内容:からいも飴をはじめとした飴類の製造・卸
●ご夫婦情報
小野 卓也:代表取締役
小野 まゆみ:取締役常務
・平成4年(1992年)に結婚、29年目
結婚後、二人でUターン
お二人が結婚されたのは平成4年。その時は横浜に住み食品問屋に勤務されていました。
「そろそろ後を継がないといけないかな…という雰囲気を感じ」、平成11年に鹿児島県大崎町にUターン、家業である冨士屋製菓に入社されました。
小野社長は営業担当として、小野常務は事務や製造担当として業務に従事、社長に就任されたのは平成22年です。
立ち位置や得意が違うから
ー同じ会社で仕事をして良いことは?
社長「何かを判断するときも、自分はスーパー、常務はお土産店などよく知っている分野が違うので、意見を出し合って商品が変わっていきます」
ーどんな風に意見を言うんですか?
常務「けっこうはっきり言います(笑」
社長「常務は作ること、自分は売ることと立ち位置が違うのもいい」
常務「意見がぶつかると家までひきずることもありますが…」
伝統を大切に…平安時代からの製法
ー大切にしていることはなんですか?
社長「伝統です。“からいも飴は冨士屋あめでーす”とCMで言ってますが、からいも飴は鹿児島の郷土菓子。うちの会社が勝手に変えていいものではない。平安時代から伝わる製法、そこはきっちり守らないといけないですよね」
社長「80才のおばあちゃんやブラジルからもお手紙をいただくんです」
常務「母が昔作ってくれたとか、近所のお菓子屋で買ってたとか。懐かしいと…」
社長「自分たちより長い歴史があるから勝手に変えられません」
一番遠い売り場は日本だと北海道。からいも飴は輸出もされていて、中国とアメリカでも販売されているそうです。
伝統を伝える自社ショップを大崎町に
ー今後の夢や目標はなんですか?
常務「お店を出したいんです。商品をぜんぶ集めて、からいも飴の歴史も伝えられるようなお店を、ここ大崎町に。から芋から飴を作っていることを知らない人も多いので伝えていきたい」
ープライベートでは?
社長「仲良く、いつまでも、ですよね」
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イベントでの催事販売や飲食店のメニューでも人気の
ドイツ製法ハム・ソーセージ工房の「カルスコ」。
お客様が教えてくれた人気商品は「黒豚パンチェッタ」。
●事業者情報
社名:カルスコ㈱
創業:平成23年(2011年)
住所:鹿児島市川上町287-3
電話:099-295-3738
事業内容:ドイツ製法のソーセージ・ハム、
黒豚パンチェッタ
●ご夫婦情報
肥後 興太郎:代表取締役
肥後 すみれ:営業・事務担当
・平成23年(2012年)に結婚、10年目
父のドイツ研修にはじまる技術
肥後社長の祖父は精肉店を営んでいました。6人兄弟の末っ子だった肥後社長の父が、30数年前にドイツに渡り身につけた加工技術が、今のカルスコの核となっています。
-その時代に外国で学ぶのは珍しかったのでは?
肥後社長「当時幼かった私がアレルギー体質で、添加物を用いない食肉加工技術が高いと聞いたことが、ドイツで学ぶきっかけだったそうです」
そしてカルスコを自身で創業
帰国した肥後社長の父はソーセージ製造業を始めましたが、その後廃業。その時に取引先の方から「復活してほしい」という声が相次ぎ、肥後社長がカルスコを創業。技術は2代目、カルスコという会社は初代=創業者となります。
立ち位置や得意が違うから
-お二人が結婚されたのは約10年前、役割分担は?
すみれさん「二人目の子どもの手が少し離れた4年前から少しづつ関わるように。父と社長が商品製造で、私はもともと百貨店に勤めていたので、営業や販売の外回りと事務という分担です。小さな会社なので皆が何でもやってます」
二人の性格の違いを活かし合って
-お二人で仕事をしていかがですか?
肥後社長「わかってくれるからやりやすいです。もともと仕事をしてた経験があるので」
すみれさん「精神的には理解しやすいですね。仕事と家庭のメリハリがつきにくい所はありますが。それぞれデコボコがあって違うから…」
-どんなふうにデコボコ?
すみれさん「社長はきっちりと慎重、私は考えずにまずは行動、大雑把なところもあります(笑」
商品のことを教えてくれたお客様の声
-人気商品は?
社長「黒豚のパンチェッタですね」
すみれさん「もともとカルスコは業務用がほとんど。小売を始めましたが、商品が多過ぎて何が良いかわからなかった中、お客様たちが『パンチェッタがおいしい』と教えてくれました」
ー今後の夢は?
すみれさん「お店を持ちたいです。カルスコの商品を並べて、お客様と話しながら買っていただけるような」
肥後社長「まだ具体的な計画はないですが、いつかカルスコのお店を持てたらいいなと思います」
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3代目茶農家がめざしたのは有機栽培。
夢は、子どもたちが安心して茶摘みができる体験農園。
紅茶の本場スリランカでも認めてもらえる高品質の紅茶づくりも目標。
●事業者情報
社名:鶴田製茶(つるだせいちゃ)
創業:昭和35年(1960年)
住所:鹿屋市輝北町下百引750
電話:099-486-1047
事業内容:有機JAS認証の自社農園茶業
(緑茶、ほうじ茶、紅茶の生産・加工・卸)
●ご夫婦情報
鶴田 秀登:代表
鶴田 真智子:全般サポート、販売等担当
・平成27年(2015年)に結婚、6年目
アメリカ農業視察で有機に転換
祖父と父が始めた茶栽培加工を継いだ3代目。アメリカ農場視察で出会った有機栽培がきっかけで自社農園を有機栽培に転換しました。
-アメリカでは何が印象的でしたか?
代表「オーガニックの農場を視察し、大規模農場で農薬を使わず露地で地べたをはったトマトを見て、支柱を立てなくても作れるんだ!と衝撃を受けました」
-有機転換について先代(代表の父)の反応は?
代表「農業研修生の時に父は他界、有機への転換は自分で考えて自分で決めました。『自身の考えを大切に』という考えをもつ父でしたから、きっと応援してくれたと思います」
立ち位置や得意が違うから
-お二人はいつ結婚されました?
真智子さん「2015年です。大阪で働いていました。結婚を決めた時から鹿児島に行ったらお茶のことをするだろうと。不安より興味がありました。
-実際やってみていかがでしたか?
真智子さん「最初は新しいことばかりで新鮮で。最近は体の疲れも。慣れたからですかね」
代表「今は茶の栽培から加工、販売や営業まで二人で手分けしながらやっています」
暮らしと仕事は“大きなひとつ”
-仕事と家庭の区別がつきにくくありませんか?
真智子さん「確かにちゃんとした休みがないのは最初びっくりしました。いつもすべきことはありますが、落ち着いている時期もあるし、仕事と家庭を分けるというより、“大きなひとつ”みたいな感じです」
夢は体験農園の充実と紅茶の品質追求
-お茶づくりのこだわりは?
代表「農薬や化学肥料を使わない安心なお茶作り。次世代のこども達に残せる場所にしたい」
-夢はなんですか?
真智子さん「茶摘みなど体験農園を以前からやっていますがコロナで縮小。お茶以外の農業体験やホームステイ、お茶販売も含めた体験農園ができたらいいですね」
代表「以前我が家にホームステイしたスリランカ留学生の縁で、家族でスリランカにも行きました。紅茶の本場でうちのお茶をテイスティングしてもらったら、まだ香りが足りないと。それ以来、本場スリランカで認めてもらえる香りの紅茶づくりに取り組んでます。だから品質を上げるために、茶畑も拡大というより縮小を」
真智子さん「有機だし草抜きも大変だから(笑」
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鹿児島県商工会連合会が運営する店舗「かご市」で、県内特産品を深く知り”おいしく楽しく”盛り上げる調査・研究・発信を行うチーム。
①特産品のトレンドや利用方法の調査・研究
②特産品の特長や購入者の調査・研究
③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究
所長:山崎道夫(かごしま特産品市場・かご市支配人)
主席研究員:鳥丸亮(鹿児島県商工会連合会)
研究員:中島秋津子(株式会社STUDIO K)
研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)
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かごしま特産品市場「かご市」、及び同研究所に関わるお問い合わせは下記にて承ります。
研究員 中島秋津子(スタジオK内)
HPから:スタジオK問い合わせ窓口より
お電話で:099-203-0477
※月~金9:00~18:00
かご市で11月1日から、湧水町、日置市、姶良市、霧島市から8つのチャレンジ商品が登場!
どの商品も地域商工会がレコメンドする逸品ぞろいです♪
11月1日〜1月31日の期間、かご市で展示販売しておりますので、ぜひチェックをしてみてください。
また、かご市ネットショップでもお買い求めいただけます!
「かごしま特産品研究所」(鹿児島県商工会連合会運営)は、「10月10日の“おもちの日”」(全国餅工業協同組合制定)に合わせ「餅菓子商品」について調査しました。
昨今、抹茶やほうじ茶、きなこ味、黒糖・黒蜜味など和風味の菓子やアイスクリームが発売され、話題になるケースが増えるなど、日本らしい食材・風味が注目されています。
そんな中、餅入りのアイスクリームやわらび餅専門店も登場。秋めいてきてお餅も美味しい季節になりました。
かご市店頭アンケートでも「◯◯餅を買いたいから」という来店理由が多く聞かれるなど、根強い人気がある鹿児島の餅菓子事情を調査しました。
▶おもちの日や、郷土菓子などの特集でぜひご取材ください。ご興味をお持ちいただけたらお気軽にお問い合わせください。
※お問い合わせ先は一番下に記載。
1:賞味期限が長く個包装タイプの餅が増加中
2:かご市の餅菓子人気Best3
3:鹿児島の餅、新しさ色々
全国餅工業協同組合の統計によると「生餅」の生産量はこの10年じわりと増加しています。
「生餅」は、「脱酸素剤が封入されている袋入の餅で、賞味期限が概ね半年から1年の物。 現在は個包装された物が主流。」と定義されており、他の食品同様、お餅の世界でも賞味期限が長く個包装で「食べたいときに食べたいだけ食べられる」スタイルのものが好まれていることがわかります。
全国餅工業協同組合「100%お餅ミュージアム」HPより。全国餅工業協同組合の生産数量
餅を使った「和スイーツ、和アイス」はよく知られるところ。お菓子の和風フィリングとして餅が利用された商品が多く見られます。
昨今話題の韓国風かき氷「パッピンス」の定番トッピングにも小さなお餅が使われているようです。
伝統的な食品である餅ですが、新しいスタイルでの利用も進んでいます。
古くから食べられている餅は、全国各地でその地域の風土文化の中で育まれ、さまざまな食べられ方をしています。鹿児島にもさつまいもといった県産食材を使ったり、祭りなどの地域文化の中で育まれたお餅がありますが、かご市の餅菓子の中の人気ベスト3をご紹介します。
かご市では、県内在住の方には「懐かしい!いつもの味」として、
県外からの観光客の方には「初めてみた!」と鹿児島独特の食への興味から
お買い求めいただいています。
1)与論の伝統餅菓子でよもぎの香りを満喫
与論島産のよもぎを練り込んだ1つ1つ手作りのお餅。無病息災を祈り作られている与論の伝統的な銘菓。旧暦3月3日の磯遊びなどで食されてきたそうです。よもぎがたっぷり練り込まれた「よもぎ餅」は与論島以外でも、県内各地で作られてきました。
商品名:よもぎもち ぷち餅
税込価格:158円
メーカー名:与論奉菓はな(与論町)
2)煎ったお米の香ばしさが人気の秘密
「煎った米の餅」から作るので「いこもち」と呼ばれる鹿児島の郷土菓子。米を煎った香ばしい香りと、もっちりした食感が好まれています。
商品名:いこもち
税込価格:120円
メーカー名:菓子工房クアトロ(薩摩川内市)
3)「天文館で買える」と人気急上昇・両棒餅
集計期間終わりに販売開始したもののBest3入り。今年度は全商品内でも上位入りが確実視される急上昇アイテム。柔らかな餅の食感と甘じょっぱいとろ~りあんが喜ばれています。
商品名:両棒餅
税込価格:300円
メーカー名:竜乃家(鹿児島市)
1)鹿児島の伝統的な餅菓子
いこ餅:
もち米をしっかり煎って粉にしたものが主な原料。そこに砂糖湯を入れてこねあげる。煎った米で作る餅であることから「いこもち」と呼ばれる。江戸時代から伝わり祝菓子として食された。白砂糖で作るものと黒砂糖で作るものがある。
高麗餅:
江戸時代に韓国の高麗から連れて来られた陶工たちが作った菓子と言われている。もち米や米粉を主原料とし小豆あんを練って蒸し上げたお菓子。
両棒餅:
武士の脇差になぞらえ、柔らかい餅に竹串2本を刺して、甘いあんをかけたもの。2本の棒を指す中国語の両棒(リャンボウ)が語源とされる。
ふち餅・ふてぃ餅:
春になり野で摘んだよもぎで作る餅。よもぎのことを「ふち」「ふてぃ」と呼ぶ。よもぎを茹で水を絞ったものを、蒸した米といっしょについて作る。
さねん餅:
よもぎ餅や団子をさねん(月桃)の葉で包んだ餅や団子が「さねん餅・さねん団子」として鹿児島県内で作られている。
からいも餅・ねったぼ:
もちをつく時に煮たからいもを練り込んだ餅。ほんのりとした芋の甘さと柔らかさが特徴。小豆あんやきなこをまぶして食べる
2)食べやすい一口サイズの「いこもち」
棹のようかんのような棒状のものから、スライス状にカットされたものが多く見られる「いこもち」の形状ですが、最近ひそかな人気は一口サイズのもの。
パクっと食べやすく、香ばしさが異なる味が一緒に楽しめるのがその理由。仕事中でも食べやすいと、県外でも販売されているそうです。
3)鹿児島産本葛使用の「葛もち」
葛と言えば奈良県の「吉野」が有名ですが、実は鹿児島も一大生産地。本葛を使った「葛もち」のトロンツルンとしたのどごしが特徴。
葛の根のでんぷんで作られた本葛は、葛餅や葛まんじゅうなど和菓子のほか、葛湯や漢方薬でも使われる食材。山上憶良が万葉集に詠んだことが始まりという「秋の七草」にも葛の花があげられています。
鹿児島県商工会連合会が運営する店舗「かご市」で、県内特産品を深く知り”おいしく楽しく”盛り上げる調査・研究・発信を行うチーム。
①特産品のトレンドや利用方法の調査・研究
②特産品の特長や購入者の調査・研究
③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究
所長:山崎道夫(かごしま特産品市場・かご市支配人)
主席研究員:鳥丸亮(鹿児島県商工会連合会)
研究員:中島秋津子(株式会社STUDIO K)
研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)
かごしま特産品市場「かご市」、及び同研究所に関わるお問い合わせは下記にて承ります。
研究員 中島秋津子(スタジオK内)
HPから:スタジオK問い合わせ窓口より
お電話で:099-203-0477
※月~金9:00~18:00
いつもかごしま特産品市場かご市をご愛顧いただき、ありがとうございます!
本日はメディア紹介情報です。
2021年9月28日にKTS鹿児島テレビ で14:45放映の情報番組「かごnew」で『自宅で旅気分!離島限定お取り寄せグルメ特集』として鹿児島の逸品をご紹介させていただきました!
番組でご紹介した以下の商品は店舗はもちろん、かご市ネットショップでもお取り寄せいただきます。
は、かご市店舗またはネットショップでもお買い求めいただけます
他にも気になるお取り寄せグルメはかご市ネットショップ “ふるさとから探す” をチェックされてみてください♪
福岡のRKB毎日放送 夕方の情報番組「タダイマ!」で『【お取り寄せ県民メシ】南国かごしまグルメ特集!』として鹿児島の逸品をご紹介させていただきました
ご紹介した
は、かご市店舗またはネットショップでもお買い求めいただけます
中小企業・小規模事業者の経営支援を行う鹿児島県商工会連合会(会長 森義久)が運営するかごしま特産品市場「かご市」の調査研究チーム「かごしま特産品研究所」が、コロナ禍で売行き好調な袋入りラーメンについて調査しました。
まん防の延長で自宅調理が増えた今、「人気ラーメン店の味」を自宅で手軽に楽しめるなど、地元の方にもお買い求めいただいているご当地袋入りラーメンをずらりとご紹介いたします。
▶コロナ禍でのテイクアウト以外の食生活の一端、ぜひご取材ください。ご興味をお持ちいただけたらお気軽にお問い合わせください。
※お問い合わせ先は一番下に記載。
1:鹿児島のご当地即席ラーメンに共通するのは「地域食材のうまみスープ!」
2:軽さは即席揚げ麺、店舗ブランドに多い生中華麺タイプは本格さが魅力!
3:県内各地、多彩な袋入りラーメン。
かごしま特産品市場「かご市」で取り扱う袋入り鹿児島ラーメン12商品を分類すると下記のマップのようになりました。
◯麺の状態で「即席油揚げめん」と「生・半生めん」と大きく2つに分けられます。
◯商品コンセプトとして、県内各地の食材を取り入れたご当地の「地域食材系」と、鹿児島ラーメンの著名な店舗による「店舗ブランド系」に分けられます。
◯地域食材系のうち即席油揚げめんは、地域独自の食材からスープをとっており、鹿児島は出汁・スープとなる旨み豊富な食材が存在する地域性も背景の一つと考えられます。
◯店舗ブランド系はすべて生麺(生中華めん)であり、より「お店の味に近いことを」を重視。さらにスープも粉末ではなく液状です。
重量比較では、人気ラーメン店に多い生中華めんタイプは即席めんタイプより4割重く、
・めん自体の水分含有量が多い
・味の本格感を求めてスープが液体
といった理由があるようです。この組合せがよりお店の味に近づく秘訣なのかもしれません。
一方即席めんの魅力はその軽さ、お土産にぴったりな重量感です
ちなみに、今回最も重かったのは「豚とろ」の生中華めんタイプ。めん・スープに加え、豚とろの特徴である「チャーシュー」が入っていることがその重さの理由。お店のラーメンの再現度にこわだっていらっしゃるかのようです。
かご市では「県外に住む子ども/孫に送る」というご利用が見られる「豚とろ」ラーメンですが、チャーシュー入りのたっぷり感も選ばれている理由かもしれません。
ご家族それぞれの好みのラーメン店の商品を1つづつ購入されるお客様もいらっしゃり、国民食と言われるラーメン人気と好みの味へのこだわりが感じられます。
さすが国民食ともいわれる人気高いラーメン、県内さまざまな地域に立地する店舗や各地ゆかりの食材使用した袋入りラーメンがありました。
食材の風味をスープにしたものや各店舗独自の味が楽しめるもの、食べ比べてみるとさらにおもしろさ倍増です。
〔地域食材系〕
出水市:赤鶏
いちき串木野市:まぐろ
指宿市:かつおぶし
薩摩川内市(甑島):きびなご、あおさ
曽於市:薩摩黒鴨
県全体:黒豚
〔店舗ブランド系〕
鹿児島市:豚とろ、小金太、ざぼん
指宿市:たけとら
志布志市:マルチョン
今回はかごしま特産品市場「かご市」で販売中の下記袋入ラーメンを研究対象といたしました。
●本調査の対象とした袋入りラーメンは、天文館「かご市」店舗にてお買い求めいただけます。
鹿児島県商工会連合会が運営する店舗「かご市」で、県内特産品を深く知り”おいしく楽しく”盛り上げる調査・研究・発信を行うチーム。
①特産品のトレンドや利用方法の調査・研究
②特産品の特長や購入者の調査・研究
③特産品が生み出される背景・製造者の調査・研究
所長:山崎道夫(かごしま特産品市場・かご市支配人)
主席研究員:鳥丸亮(鹿児島県商工会連合会)
研究員:中島秋津子(株式会社STUDIO K)
研究員:縄田倫靖(NAWAGATE株式会社)
詳しくはこちらから。
かごしま特産品市場「かご市」、及び同研究所に関わるお問い合わせは下記にて承ります。
研究員 中島秋津子(スタジオK内)
HPから:スタジオK問い合わせ窓口より
お電話で:099-203-0477
※月~金9:00~18:00
かごしま特産品研究所が発表した「お盆に人気のお土産ランキング」がNHK鹿児島放送局の8月16日(月)お昼のニュースにて取材・包装されました。
タイトルは「特産品の売れ行き 地元らしさがある商品に人気」というもので、ベスト5アイテムのほかコロナ禍のお盆で動向に変化が見られたお土産事情を紹介いただいています。
またかごしま特産品研究所についても、「コロナ禍での客相の変化に対応するため、コンサルタントなどを加えた調査チームを立ち上げ」という形でご紹介いただいております。
▶NHK鹿児島放送局ホームページでご覧いただけます
ニュースはこちらからご覧ください。
天文館にある「かごしま特産品市場」ではベスト10全商品をお買い求めいただけます。
また「かご市ネットショップ」では、ベスト10のうち大島紬マスク以外の商品をまとめてお買い求めいただけるセット商品を準備いたしました。
どうぞご利用ください。
南日本新聞に掲載された標記記事がYahoo!に掲載していただきました。全国の方に鹿児島のお土産を知っていただく一つのきっかけになれば…とうれしく感じました。
記事はこちらからご覧ください。
【追記】上記Yahoo!ニュースに加え、下記ネットメディアでもご紹介いただきました。
▶ORICON NEWS オリコンニュース
記事はこちらからご覧ください。
▶gooニュース
記事はこちらからご覧ください。
▶dmenuニュース
記事はこちらからご覧ください。